ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

この時期に聴きたくなる曲

2018-03-02 11:02:04 | 日記
昨日は春の嵐。 そして汗ばむ陽気。 強風で上越新幹線も遅延したとか。

今朝はまだ肌寒い。 こんな日に聴きたくなる曲が2つある。 これらについては、正反対の〝秋〟タイトルで7年半程前にも書いた。

勿論、春をテーマにした曲であっても心に残らない場合もあるし、春とは無縁の曲もある。 中でも、早春をイメージさせる曲となると更に限定される。

1つは Tori Amos の A Sorta Fairytale。
ネットで拾い、全盛を極めていた MD に録音した。 古く雑然とした4畳半に不釣り合いなオーディオ。 掃き出し窓から穏やかな光が差し込む昼下がり。

もう1つは 宇多田ヒカル の COLORS。
新しい携帯、新しい定期 ・・・ それは、新しい生活の始まりを予感させる。 ナローでコンプが強くかかったふくよかな音は春そのもの。 目前には夜の新宿駅近某所の灯り。

他にも印象深い曲はあるけど、この2つは別格。

早春と言えば、中学入学前に買ってもらったスポーツ自転車のタイヤの棘、当時よく聴いていた吉田拓郎の〝自殺の詩〟、高校入学前に行った教科書販売所、大学入学前に訪れた下宿の内見、新卒入社前に購入した二口ガスコンロ、道端に残った凍雪。

やはり人生の節目は印象深いようだ。 取り分け印象深いものは瞬間瞬間の断片だったりする一方、転職後は3度経験したオフィス移転だったり、あの3.11だったりと、ここら辺りになると時系列で連続的になる。


3.11だけは覚めることのない悪夢のようだった。 もう二度と見たくない。




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