ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

最近買った CD ( 一部 DVD ) は

2014-09-13 14:58:43 | 日記
新旧いろいろ。 実はそれぞれに思い出がある。 思春期の頃だったり、真夏の GOLF 車内だったり。 特に中央上段は強烈だ。

大学 3 年。 当時住んでいたアパート “ ○二○谷○荘 ” の 3 帖ほどのキッチンには、親戚からもらった事務机を置いていた。 机上の本棚には National の “ MAC ” っていうモノラルラジカセを置き、ここから自作のスピーカーに繋いで、FM 放送を聴いていた。

スピーカーは 2 way で、ウーファーは高校時代に友人から 「 買った当時は音の悪いソースばっかりだったんで、壊れてると勘違いしてツイーターは外して捨てちゃった 」 との言い訳とともに譲り受けた CORAL 6CX-501 。

ツイーターは Technics SB-440 に使用されていたモデルを 8 月 10 日にも書いた〇新電機の二代目にお願いしてパーツとして発注してもらったもの。 ささやかな機器だけど、流し台や冷蔵庫が机と肩を並べるコンパクトな空間には十分だった。

電灯はオレンジのプラスティック傘に 100 W の白熱電球というなかなかの雰囲気で、昼白色のスタンドを点灯しないと本も読めない ( 笑 ) そして季節は晩秋から冬へ。 狭い部屋は、秋葉原で買った赤くて小さな電気ストーブでもよく温まり、隣の 6 帖間へのアプローチをよりスリリングなものにした。

サントリー ローハイドの CM が流れていた時代。 付き合っていた女の子はいても、とにかく独りが好きだった。 性格が、吉田拓郎さんの “ 僕ひとり ” って曲の詞そのものなんだろう。

一帯が寝静まる深夜であっても FM は、イブで華やかな街の様子を伝える。 時々ぶらっと渋谷に出かけたり、○中 という隣町の駅前通りを歩いたり。 そんな大学時代に耳に入ってきた曲がたっぷりと収録されたこの CD は、僕をあの小さな場所に引き戻す。


今も酔っ払うとたまに寝室のドアを開放し、隣接する玄関のフローリングに座って、リビングへと続く扉から目を背けながら飲んでいたりする。 理由は、玄関と寝室だけを切り取ると “ ○二○谷○荘 ” の間取りと似てるから。


おやおや、撮影中の僕も写り込んでるな ・・・



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