ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

日食の記憶

2010-01-16 11:42:15 | 日記
小学生の時だったか、部分日食を見た記憶がある。 厚手の赤い下敷きを通して見た太陽はちょっとだけ欠けていた。 でも、学研の科学や図鑑で、天体の大きさが想像を絶するものだということくらいは知っていた当時の僕には、十分感動的、かつ神秘的でさえあった。

15日の夕方には、これと同じ現象が中部地方以西で起こっている。 事前にあまりニュースで知らされることなく、ひっそりと起こった天体ショーは、夕日が欠けたまま地平線に沈むもので、「日没帯食」と呼ばれ、結構珍しい現象とのこと。

夜空の星もそうだけど、人間の一生が一瞬としてすらカウントされないスケールの大きな世界を目の当たりにすると感覚が麻痺してしまうのか、日常の悩みなんてどうでもよくなるから不思議だ。 恐ろしく卑近な例では、高級輸入車の価格を見た後に国産中級車の価格がとっても安く感じる現象も遠縁の親戚関係として認めてあげてもいいと思う。(爆)

ところで、かのSF番組で地球をギリギリかわした彗星が地球と衝突するのはいつだったっけ。(笑)
コメント
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