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Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

グリエル・モエブレオ・ダ・ペサロの「コリネット(collinetto)」を聴く

2015-06-09 06:38:00 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1425年頃に生まれたイタリアの作曲家、
グリエル・モエブレオ・ダ・ペサロが作曲した
「コリネット(collinetto)」である。
彼はユダヤ系の舞踏家で、ドメニコ・ダ・ピアチェンツァに師事した。
今回聴いたCDは、ジョルディ・サヴァール指揮、
エスペリオンXXの演奏による。
打楽器の軽快なリズムに乗って、金管楽器が力強く旋律を奏でていく。
ゆっくりとした部分と軽快な舞曲の部分を何度か繰り返す。

アルナウト・ダニエルの「心に忍び入る堅き望みは」を聴く

2015-06-08 07:08:16 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1180年から1200年頃にかけて活躍した、
トルバドゥールのアルナウト・ダニエルの手による作品、
「心に忍び入る堅き望みは」である。
彼は高貴な地位にあったが、その地位を捨てて、諸国を回った。
今回聴いたCDは、セクエンツィアの演奏による。
心に忍び込む恋の気持ちを歌った作品で、
グレゴリオ聖歌にも似て、素朴で伸びやかな旋律である。

アンドレーア・ガブリエーリの「第一旋法のブラエアンブラ」を聴く

2015-06-07 06:07:33 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1532年か33年頃にイタリアに生まれた、
アンドレーア・ガブリエーリの「第一旋法のブラエアンブラ」である。
アンドレーア・ガブリエーリはジョヴァンニ・ガブリエーリの叔父で、
ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂のオルガニストとしての座を争い敗れ、
ヴァネツィア共和国カンナレジオ地区のオルガニストの座に就き、
その後ドイツなどを訪れ、その後マルコ大聖堂のオルガニストとなった。
今回聴いたCDは、グレン・ウィルソンのチェンバロ演奏による。
チェンバロが奏でる各声部のポリフォニックな動きは、
まさにルネサンス音楽の特徴を持ち、華やかな感じである。

ジル・バンショワのロンドー「いとも甘き君がまなざし」を聴く

2015-06-06 08:02:33 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1400年頃に生まれ、
ブルゴーニュの宮廷で活躍したたバンショワが作曲したロンドー、
「いとも甘き君がまなざし(Vostre trés doulx regart)」である。
今回聴いたCDは、デイヴィッド・マンロウ指揮、
ロンドン古楽コンソートの演奏による。
愛する女性に対する賛美と思いが歌われる。
楽器と歌がポリフォニックに軽快に絡んでいく。

ヤコブ(ヤーコプ)・オブレヒトの「そこに少女がいた」を聴く

2015-06-05 06:30:19 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1450年頃フランドルに生まれたオブレヒトが、
作曲した「そこに少女がいた」である。
今回聴いたCDは、ズヴェン・ベルガーのリーダー
コンヴィヴィニム・ムジクムの演奏による。
4声による合奏曲で、フランドルの旋律に基づくようだ。
1501年ヴェネツィアで出版された曲のようで、
ルネサンス音楽らしいポリフォニックな曲である。