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Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

パリーのブラームス讃、そしてパリーの交響曲第4番

2007-03-04 07:33:21 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日は横浜から星川まで歩く。

金曜日のように昼に天王町・星川を歩くと
ふだんの人々の生活のようすがわかる。

いつも夜歩くことが多かったので、
多くの店が閉まっており、
そこからは人々の活動のようすはわからないのだ。

家具屋の2階のところにあるモンゴル騎馬民族の絵の謎は、
周辺のようすをみると類推できそうである。

このあたりには「シルクロード天王町」という表示がある。
だからモンゴル騎馬民族の絵があるのではないか。

さて、今日はパリーの交響曲第4番を聴きながら歩いた。
パリーの交響曲のイメージはイギリス版ブラームスといった感じだ。

交響曲全集では5つの交響曲がおさめられているが、
だいたい同じ感じで、聴きやすいといえば聴きやすい。

エルガーやヴォーン・ウィリアムズらによって
イギリスらしい交響曲のスタイルが確立されたといっていいだろう。

その彼らが尊敬の念を抱くのが
ブラームス讃美者であったパリーだという。

イギリスの交響曲の流れの最初は、
ブラームス讃美から始まったということでしょう。

卒業式はエルガー、いきものがかり、そして夜はタベルナ・ロンディーノ、ボートンの交響曲第2番

2007-03-02 22:32:28 | 古典~現代音楽イギリス編
卒業式の入場の音楽には、
エルガーの行進曲「威風堂々」がやはり似合う。

こんなことはみんな結構思うことかもしれないが、
今日の卒業式にはサプライズがあった。

卒業式が終わったあと、普通は卒業生退場となるところだが、
そこで会場はコンサート会場に変わった。

なんと「いきものがかり」が登場し、SAKURAを歌いました。
これは全く想定外でした。

彼ら(ギターを弾く山下くん、水野くん)にしては、
はたしたい気持ちがあったようで、
それはそれで卒業生のみんなに伝わったような気がします。

さて、今日はボートンの交響曲第2・3番を聴きながら、
星川から横浜まで街並みを見ながら歩く。

ボートンの交響曲第3番は不思議な曲だ。
ロシアとイギリスの音楽が混ざったような一方で、
第三楽章ではフランス音楽っぽくもなる。
ある時にはプーランクぽくもある。

ケルト系音楽の様相があり、
ここで見られる音楽で想像するのは、
イギリスでよく見られる牧草地が広がる丘陵地の風景ではなく、
森が深く、その中で鳥たちのさえずりが聞こえる感じである。

今日の夜は稲村ヶ崎のタベルナ・ロンディーノ (TAVERNA RONDINO)。
コース料理を食べたが、味は大満足、ロケーションもいいね。

冬空なのに見えない星そしてエルガーの交響曲第1番

2007-03-01 21:13:56 | 古典~現代音楽イギリス編
今日は鶴ヶ峰から二俣川まで歩く。
その繰り返しではあるが、
いつも思うのが夜空に輝く星の数の少なさである。

長野に住んでいた子どものころ、
お使いに行かされた時の夜道は暗くて怖かったが、
夜空に輝くたくさんの星の数に感動したことがあった。

しかし、今星空を見ると、輝いて見える星はわずかだ。
オリオン座の主要な星々を見ることはかろうじてできるが、
冬空は星がはっきり見えるはずなのに、
あれだけある星々はどこにあるのだろう。

そう思いながら歩いた私が今日聴いた曲は、
背筋をピンと伸ばして聴かないといけないような
気品のある作品、エルガーの交響曲第1番である。

それにしても、イギリスの南東部で昔見た夜空は、
星がたくさん輝いて見えてよかったなあ。