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ヴァージル・トムソンの交響曲第3番を聴く

2022-05-21 20:33:41 | 古典~現代音楽北アメリカ編
今日は久しぶりに若い時に住んでいた鶴ヶ峰で、
よく食事をしたレストランに入り昼食をとった。
懐かしさとともにおいしい料理をじっくり味わった。
今回は1896年生まれのヴァージル・トムソンが、
1972年に作曲した交響曲第3番を取り上げる。
聴いたCDの演奏はジェームズ・セダレス指揮、
ニュージーランド交響楽団による。
第一楽章アレグロ・モデラートは、
打楽器により荒々しく始まり、
金管楽器も加わり騒然とした感じである。
しかし、悲劇的な感じが続くわけではなく、
明るい軽快な部分もあり、不思議な感じである。
第二楽章「ワルツのテンポで」は、
弦楽器による明るく軽快なワルツであり、
木管楽器や金管楽器も加わり、華やかさもある。
第三楽章アダージョ・ソステヌートは、
弦楽器のユニゾンで始まり、やや悲しげな感じである。
その旋律中心に金管楽器や木管楽器も加わり、
色彩感のある音楽になり、甘美な旋律が流れていく。
冒頭の悲しい感じが再び現れて、最後静かに終わる。
第四楽章アレグレットは、
弦楽器による力強い旋律で始まり、
金管楽器も加わりいったん騒々しくなるが、
その後は静かで悲しげな感じになり、最後は静まって終わる。

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