Mars&Jupiter

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ベルリオーズの幻想交響曲はやっぱりミンシュ

2007-04-07 14:47:28 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は横浜から和田町まで歩いた。
16号線沿いに平行してはしる道を歩いた。
16号線からちょっと離れただけで、
自動車の音はあまり聞こえず、静かになる。

途中坂道があったので登っていくと、
いつの間にか16号線を見下ろすような場所に来ていた。

聴いた音楽はベルリオーズの幻想交響曲である。
シャルル・ミンシュが指揮するパリ管弦楽団のCDと、
インバルが指揮するフランクフルト放送交響楽団のCDである。

高校時代レコードで買って感動したのは、
ミンシュが指揮するパリ管の演奏だった。

聴き比べると録音は確かにインバルの方がいいし、
第1楽章の終わり方など美しい部分はあるが、
やはりミンシュの盤の方には負ける感じがする。

第3楽章の中での盛り上がり、
第4楽章・第5楽章の圧倒的な推進力、
聞こえてくる指揮するミンシュのうなり声、
ついつい演奏のすばらしさに引き込まれてしまう。
さすが、名盤といわれるだけある。

でもこの曲、主題を各楽章に登場させるとことで、
作品統一感を持たせているとは言われているが、
グレゴリオ聖歌を金管で吹かせたりし、
ハチャメチャな曲であるには違いない。
作曲した交響曲の数は少ないが、
十分に後世の作曲家たちに
インパクトを与えた作曲家なのである。

ところで、今までブログで取り上げてきている作曲家の
参考CD(演奏者等)については、
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/symphony-cd-shoukai.html
で見ることができるようにしているので
参考にしてみてください。







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