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Mars&Jupiter

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「旧約聖書の音楽」の詩篇第150篇と詩篇第122篇を聴く

2010-03-18 05:54:51 | 古代・中世・ルネサンス音楽その他の作品編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは「旧約聖書の音楽」である。
今回聴いたCDはシュザンヌ・ハイク・ヴァントゥーラが、
音楽監修を務め、記譜解読したものであり、演奏は、
アドルフ・アッティアのテノール、ミシェル・シェルプのバリトン、
エミール・カスマンのバス、モーリス・ベナムーの合唱指揮、
マルティーヌ・ジュリオのハープ、レーモン・クステのリュート、
ジェラール・ペロタンのパーカッション、
ピエール・ポランのトランペットによる。
旧約聖書の中には音楽に関する記述が多いようで、
第二神殿時代(B.C.516~A.D.70)には声楽が重視され、
聖歌隊が少数の楽器奏者とともに歌を歌うこともあったようで、
こういったことを再現してみようというのがこのCDである。
ここではその中から詩篇第150篇と詩篇第122篇を取り上げる。

詩篇第150篇は、アレルヤと神を讃えながらも、
様々な楽器が記述されているため、華やかな感じの曲だ。
角笛のショファール、ハープのネヴェル、
打楽器のトフやシンバルなどとともに歌う様子が描かれる。
詩篇第122篇は、イェルサレムの平和を願う歌で、
ハープと打楽器の伴奏に乗って歌われる曲は、
キリスト教の聖歌とは明らかに違う。
平穏でゆったりとした歌が独唱と合唱が交互に現れる。

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