昨日は二俣川から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1881年生まれのバルトークの弦楽四重奏曲。
ノヴァーク弦楽四重奏団の演奏によるCDで、
弦楽四重奏曲第1番、第3番、第5番の奇数番号の作品を聴いた。
この中で私が個人的に好きなのは第3番である。
弦楽四重奏曲第1番イ短調作品7Sz40は、
1908年の作品で、バルトークが27歳の時の作品である。
第1楽章はゆるやかなレントの楽章で、3部形式で書かれ、
最初の部分で、後期ロマン派的な影響をみることができ、
中間部では、印象主義的な影響をみることができる。
第2楽章アレグレットは、動きと変化のある楽章で、
何度も登場するチェロのリズミカルな音型が印象的だ。
第3楽章は最初にアレグロの情熱的な序奏があり、
主部に入るとアレグロ・ヴィヴァーチェとなる。
ハンガリーの舞曲的な要素が入ったような音楽であり、
他の楽章に比べると民族色があらわれた楽章である。
弦楽四重奏曲第3番Sz85は1927年に作曲された作品で、
第1番と比べると作風にも大きな違いが認められる。
第1部のモデラートは、ハンガリー的な要素もありながら、
新ウィーン楽派のように現代的で、凝縮された音楽である。
第2部はアレグロで、民謡的な素材を使いつつも、
斬新な響きとリズムカルな音楽で、聴き手を飽きさせない。
ピチカート奏法も効果的に使用されている。
第3部はモデラートでは、第1部が回想的に再現されていく。
コーダはアレグロ・モルトで、第2部の主題に基づきながら、
軽快にそして印象的な形で曲は力強く一気に終わる。
弦楽四重奏曲第5番Sz102は1934年に作曲され、
古典的な5楽章構成で作られた作品である。
第1楽章アレグロはソナタ形式で書かれ、主題の展開が素晴らしく、
円熟した彼の作曲技法をみることができる。
第2楽章アダージョ・モルトは、思索的な音楽である。
第3楽章スケルツォはブルガリアの民俗舞曲のリズムが、
素材として使われているらしいが、刺激的で軽快な楽章である。
第4楽章アンダンテは、やさしい風が吹いてゆれているような感じの曲で、
時折激しい風が吹くような感じの印象を受けながら聴くことができる。
第5楽章フィナーレは、民謡的な主題に基づくロンドで、
いろいろ趣向に凝っており、フィナーレらしい音楽である。
途中聴いたのは、1881年生まれのバルトークの弦楽四重奏曲。
ノヴァーク弦楽四重奏団の演奏によるCDで、
弦楽四重奏曲第1番、第3番、第5番の奇数番号の作品を聴いた。
この中で私が個人的に好きなのは第3番である。
弦楽四重奏曲第1番イ短調作品7Sz40は、
1908年の作品で、バルトークが27歳の時の作品である。
第1楽章はゆるやかなレントの楽章で、3部形式で書かれ、
最初の部分で、後期ロマン派的な影響をみることができ、
中間部では、印象主義的な影響をみることができる。
第2楽章アレグレットは、動きと変化のある楽章で、
何度も登場するチェロのリズミカルな音型が印象的だ。
第3楽章は最初にアレグロの情熱的な序奏があり、
主部に入るとアレグロ・ヴィヴァーチェとなる。
ハンガリーの舞曲的な要素が入ったような音楽であり、
他の楽章に比べると民族色があらわれた楽章である。
弦楽四重奏曲第3番Sz85は1927年に作曲された作品で、
第1番と比べると作風にも大きな違いが認められる。
第1部のモデラートは、ハンガリー的な要素もありながら、
新ウィーン楽派のように現代的で、凝縮された音楽である。
第2部はアレグロで、民謡的な素材を使いつつも、
斬新な響きとリズムカルな音楽で、聴き手を飽きさせない。
ピチカート奏法も効果的に使用されている。
第3部はモデラートでは、第1部が回想的に再現されていく。
コーダはアレグロ・モルトで、第2部の主題に基づきながら、
軽快にそして印象的な形で曲は力強く一気に終わる。
弦楽四重奏曲第5番Sz102は1934年に作曲され、
古典的な5楽章構成で作られた作品である。
第1楽章アレグロはソナタ形式で書かれ、主題の展開が素晴らしく、
円熟した彼の作曲技法をみることができる。
第2楽章アダージョ・モルトは、思索的な音楽である。
第3楽章スケルツォはブルガリアの民俗舞曲のリズムが、
素材として使われているらしいが、刺激的で軽快な楽章である。
第4楽章アンダンテは、やさしい風が吹いてゆれているような感じの曲で、
時折激しい風が吹くような感じの印象を受けながら聴くことができる。
第5楽章フィナーレは、民謡的な主題に基づくロンドで、
いろいろ趣向に凝っており、フィナーレらしい音楽である。
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