Mars&Jupiter

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ダリウス・ミヨーの交響曲第9番作品380を聴く

2021-11-07 20:19:27 | 古典~現代音楽フランス編
今回取り上げるのは1892年生まれのミヨーが、
1959年に作曲した交響曲第9番作品380である。
これも三楽章による20分足らずの短い作品である。
聴いたCDの演奏はアラン・フランシス指揮、
バーゼル放送交響楽団によるものである。
第一楽章「普通に、生き生きと速く」は、
木管楽器の明るく牧歌的な旋律で始まる。
軽快な旋律は弦楽器に引き継がれ、
金管楽器や打楽器も加わり、荒々しさもみせる。
最後は打楽器中心に盛り上がって終わる。
第二楽章「ゆっくりとそして陰鬱に」は、
弦楽器と木管楽器によるクレシェンドで始まる。
そのあと木管楽器や金管楽器による旋律が続き、
弦楽器も加わり、その後ゆったりとしたテンポが続き、
打楽器や金管楽器が緊迫した感じを見せる。
前楽章の明るい雰囲気とは一変して、
暗くて重々しい感じが随所で見られる。
最後は悲痛な感じの中でクレシェンドして終わる。
第三楽章「生き生きとそして元気に」は
明るく軽快な旋律が弦楽器によって現れて始まる。
木管楽器もそのあとを引き継ぎ、弦楽器と絡んでいく。
金管楽器や打楽器も加わり、華やかさを加えるなどし、
最後は冒頭の弦楽器の旋律が繰り返され、
トランペットなどの金管楽器と打楽器が加わり、
盛り上がりをみせたところで曲は終わる。

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