Mars&Jupiter

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ヨハン・ゴットフリート・ミューテルのフルート・ソナタニ長調を聴く

2015-05-22 06:28:34 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1728年ドイツ生まれの作曲家、
ミューテルが作曲したフルート・ソナタニ長調である。
メルンに生まれた彼は、オルガニストとして活躍していた父に音楽を学び、
のちバッハに師事し、バッハ最後の弟子となった。
その後鍵盤楽器奏者・作曲家として活動した。
今回聴いたCDはバルトルド・クイケンのフラウト・トラヴェルソ、
ボブ・ヴァン・アスペレンのチェンバロの演奏による。
第一楽章アダージョは、フラウト・トラヴェルソの奏でる旋律に、
チェンバロが絡んで始まり、優雅さを感じさせる。
第二楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポは、
軽快で生き生きとした旋律が奏でられて始まる。
フラウト・トラヴェルソとチェンバロの掛け合いが楽しい。
第三楽章カンターヴィレは、舞踏風のリズムに乗って、
フラウト・トラヴェルソが旋律を歌うように奏でていく。
速い動きもみせ、聴き応えのある楽章である。