Mars&Jupiter

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アーノルド・バックスの劇付随音楽「黄金の鷲」を聴く

2013-02-25 22:47:41 | アーノルド・バックスの作品
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1945年に作曲された劇付随音楽「黄金の鷲」である。
クリフォード・バックスのドラマの付随音楽である。
今回聴いたCDはリチャード・ナンのピアノ、ブライデン・トムソン指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
第一幕序曲アンダンテは、弦楽器によって奏される古風な旋律で始まる。
新古典主義を思わせるようなおだやかで気品のある音楽である。
第二幕第一場序曲、パバーヌ、テンポ・ポムポーソは、
舞踏的な明るい旋律が奏でられて始まる。
中間部のハープの響きで一瞬雰囲気が変わったあと、
再び冒頭の旋律が繰り返されて終わる。
第二幕第二場序曲、アレグロ・アパッシオーナートは、
ピアノが絡みながらロマンティックな旋律が奏でられていく。
第三幕第一場序曲、ポコ・レントは、ピアノの力強い音に続き、
緊張感ある旋律が繰り返され、行進曲風で、トランペットが鳴り響いて終わる、
第三幕序曲第一場、ポコ・レントは、民謡的な旋律が奏でられていく。
メアリー・スチュアートの祈る人(レント)は、
弦楽器によりおだやかに始まり、最後おだやかに終わる。
コメント
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