そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

マイクロプラスチックはより微細になって浮遊する

2022-04-11 | 環境保護と循環

年間800万トンのプラスチックごみが海洋に流れ込んでいる。計算上であるが、ところが海洋のみならず自然界に増えていないのである。上図はイメージであるが、自然界に増えてこないのである。
結論から言えば、観測できないほど微細になっているのである。1/100ミリ以下になってしまうと、空中に浮遊するし、生物の体内に入ってしまうと検出できなくなる。
日本の山の頂でフィルターの目を微細にして観察すると驚くほど採取できる。中国がコロナで都市封鎖をすると、可成り減少することも観察されている。偏西風で運ばれるのであろう。
これは時間が経つとマイクラプラスチックは微細になって、何処にでも飛んでゆく。怖ろしいのは生物の臓器内に取り込まれていることである。余りにも微細になっているため、特段の症状が確認されていないのである。
この極微細のマイクロプラスチックは、温められて上昇気流に乗って地球上の何処にでも飛んでゆく。極微細になって観察が困難になって、その影響も良く判らなくなってしまっている。
海洋生物の魚や鳥たちのお腹の中から大量のプラスチックが観察され衝撃的であったが、問題は更に一段進んでいる。
使い捨てのプラスチックの使用は新たな段階に入っているといえる。医療関係者はどっぷり滅菌資材を使い捨てている。自戒の念も込めて、プラスチックの使い捨てには新たな局面にあるといえる。


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