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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

プーチン様は大喜び

2025-03-02 | プーチン

プーチンは、昨日のアメリカとウクライナの関係悪化、今回の公開首の口論ののしり合いを最大限利用するであろう。
口から出まかせであったとはいえ、ウクライナでの停戦を公約に掲げ大統領になったトランプにとって、どんな形ででも構わないから停戦に形を作りげたいのである。
停戦を逸るトランプを見透かし、プーチンはサウジアラビアでの高官交渉で行き詰まっても、ゼレンスキーとトランプの交渉をせっつかせた。経済交渉であるから交渉は簡単だとでも思わせたのであろう。
停戦交渉があと一月程度で形でもできれば、対ドイツ戦勝記念日で、プーチンは高らかに自慢するであろう。あるいは、決裂してくれれば、その方がアメリカからウクライナへの兵器支援が滞るであろうから、戦況は有利になり占領地拡大にもつながる。
プーチンは今回のこと見越していただろう。政府高官協議が始まっても、ゼレンスキーがホワイトハウスに行っても、ウクライナへの攻撃の手を全く緩めていない。28日には夜~1日朝、ドローン154機でウクライナ各地を攻撃し、民間人5人が死亡、25人が負傷している。
トランプの頭の中には、鉱物資源の権益を獲得で一杯だっただろう。バイデンがウクライナに投資した金を取り戻すと豪語した手前、対面交渉ならゼレンスキーは折れるだろうと踏んだのであろう。トランプの考えが浅かったのであるが、この男はそんな事など反省することなどない。
トランプが就任して以来、プーチンはアメリカ批判を全くやっていない。逆に持ち上げることに躍起になってすらいる。
何でもかんでも関税と自国の利益しか考えないトランプにとって、国民の生活や他国の繁栄や平和や人権それに正義などには全く興味がないのである。

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