

今日の就任演説で、社会の分断を訴えるようであるが、この男にできるはずがない。移民やイスラムに強い反対姿勢を一貫しないのは彼の本位ではあるまい。メディアを敵に回していては、修復するには相当の時間がかかろう。
短文には内容が伴っていない。2500万人の雇用を粗出すると言っているが、雇用が流れていった理由の解決を基本政策に据え対策をしていかなければ、安定した雇用は生まれない。
権力の脅しに企業が動いても、面従腹背である。企業は権力には”従う振り”をするだけである。
国際関係の実態を把握していない発言が多すぎる。アメリカ第一主義は世界中にアメリカの基地を置いて、更には裏でCIAなどを使った謀略を繰り返してきたが、それを放棄すれば(それは歓迎されようが)、アメリカ第一主義が失せてしまう。政治経験もないトランプには理解できていない。
政権に実態を担う、各省庁の次官以下の4000名ほどの実務官がほとんど決まっていない。就任式典の周辺では相も変わらない、トランプを容認しない人たちの反対デモが起きている。前代未聞である。
いずれにせよトランプのような男が、世界最大の国家の指導者になるようでは、世も末である。頭の中もツイッター程度のものしかないのである。任期を全うする前に失脚する危険性が十分ある。
でも配慮能力不足のせいで事態が困ったことになると、その責任をとらず、困ったことを他人に押し付けて、どこか、自分たちのサークルにひっこんで、平気で知らん顔してしまう、
たとえ押し付けられた人が死ぬほどのことになっても。
彼らは、いわばまるで子供のような、つまりそういう人たちなんです・・
「グレートギャツビー」のラストに近いシーンで、ギャツビーの親友が思うことのうろ覚えですが、
南米でイロイロやらかしたアメリカのフルーツ会社の人や、トランプさん、って、
たぶん、こういう人なのじゃないかなー、と、思っています。
アメリカは、そういう人たちが、社会的にかなり強い国なのかもしれませんね。
(ちなみにギャツビーは、貧しい生まれから才覚努力で若い富豪になったのに、上流夫妻から困り事を押し付けられて死んでしまう役です)
「現実に目ェつむって言っているキレイゴト」は、タワゴトだと思います。
夢物語でも、現実が見えてくるにつれて、鍛えられていけばよいですが、
証拠を示すとますます意固地に目をかたくつむったり、気に入らない情報や人をシャットアウトするような人は、私は、重大なリーダーにするのは危険だと思います。
不都合な真実をもしっかり見て、なおかつシニカルにならずにキレイゴトを言える人が、私はカッコイイ、と思うのですが、
分かるかな~この違いが。。(-_-")
福音派と、私と、違うところだと思います。
(ウチにしょっちゅう来ていたキリスト教原理主義の勧誘のおばさまが、ついに来なくなりました(^-^;、ついでに創価学会の勧誘も来なくなりました(^-^;;、曰く『旗色不鮮明主義』)