そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

京都議定書に無関心な日本

2007-03-10 | 二酸化炭素

この冬の気象を見ていると、どう考えても異常である。温暖化だ、温暖化と各メディアは盛んに言っ ている。桜の開花予想には、必ずと言って「温暖化」を声高に付け加えている。

それではどうするか。日本はどうしているかなどは全くない。京都議定書にアメリカが調印 しなかったとばかり、訴えるが調印した日本は何をしたのだろうか?

二酸化炭素(CO2)削減目標、-6%に設定しておきながら、現実には+8%にもなっている。この差は相当なものである。調印したけど、全く守らないこの国を、膨らむ蕾の桜を見ながら批判Merkel_eu_sumittする人はいない。

一方ブリュッセルで、8日欧州首脳会議が行なわれ、二酸化炭素などの温室効果がガス削減を討議している。翌日、難航しながらも再生可能エネルギーを2020年までに、1990年比で少なくとも20%削減することなどで合意した。

180pxangela_merkel行動計画には、技術開発などに毎年50億ユーロ(約1550億円)つぎ込むとしている。

議長国のドイツのアラン・メルケル首相は、合意について「EUの地球温暖化対策における新たな局面を開いた。EU諸国は協力して気候変動対策に取り組んでゆく」と結んだ。なんと、高潔な声明であろうか。

今の日本の異常気象を見ていると、誰もがおかしいと思っている。温室効果ガスの削減を訴えるには、熱しやすくさめやすい日本人に訴える絶好の機会である。再生可能エネルギー開発に取り組むには、もってこいのチャンスである。ところが何もない。

ではこのお坊ちゃん内閣はと言うと、せいぜい5%程度の問題意識しかない平和憲法に手を付けるなどピンと外れの取り組みをやろうとしている。この低レベルの友達内閣には失望するばかりである。

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