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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

こりゃ勉強になるだろ

2007-04-05 | イラク

Members_vote_unanimously_in_favor_of_broイラクが、国境を侵犯したとして拘束していた、イギリス兵15名を釈放した。アフマドネジ ャド大統領は「イギリスへのプレゼントである」とし、人道的な恩赦であること強調した。

アメリカがペルシャ湾に2隻の空母をはべらせ、威嚇してきたことへのイIran_to_release_15_british_sailorsランの回答でもある。これで、イギリスはアメリカとの共同歩調をイラクに倣って、イランには行なえなくなった。したたかな、イランの戦略である。

この仲介をしたとされる、シリアにはアメリカ民主党の下院議長のペロシ氏がおりしも訪問中である。シリアを、テロ支援国家と断じ交渉から外してきたブッシュにとっては、頭の痛い出来事である。

26_rg_iran_british01_3これで、イランは大手を振って核開発にも、国連の制裁に対応することのなるであろう。イラクに拘束された革命防衛隊(イランは大使館員だとしている)の釈放も行なわれることになるだろう。15人の拘束兵士を有効な、外交カードとして使ったのである 。

これに似た話がある。金正日のぶよぶよに肥った息子の金正男が、デズニーランドノのお帰で成田空港で拘束された事件である。私の友人など拉致被害者家族たちは、懸命にこれを拉致事件の外交カードにするように外務省に迫ったが、時の外務大臣”田中真紀子”はこれを拒否し、悠然と空港を見回すバカ息子を釈放した。

経済大国日本の軟弱な外交と、したたかに世界を手玉に取る、イランや北朝鮮外交を比Can_the_us_change_course_4べると哀れささえ感じる。

何時までもメンツばかりにこだわって、従軍慰安婦に国が関わらなかっただとか、中国に見透かされている誰にも見られず済ませたい靖国参拝が、国の尊厳に関わる主張だと思っている安倍ボンはこうした外交は、美しくないからやるべきでないと思っているのだろう。

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