そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

そりゃ、偏向報道でないか

2006-07-14 | 国際・政治

人はどうしてこれほど身勝手で主観的なのだろうか?国内で事件が起きると大々的に報道され、いろんな視点から評論されるが、海外の出来事となると本当に無関心である。イスラエルがヨルダンを空爆するなんて、どう見ても不条理でしかない。空港の破壊や50人もの死者を出したことなど、異常とも思える大量の北朝鮮関係の報道に比べるといかにも小さい。本当に重要なことならば、国家間の壁など考えずに差別のない報道がされるべきではないか。

国家間のことならば理由がなくもないが、内容で差別を受けているのは容認できない。例えば、今年は大雨などの異常災害が多いが、農作物への被害や少量への影響などは、関心の対象になってないようである。いったんことが起きるまで、食料自給率の問題などは棚にあげらっれたままである。北朝鮮の貧困の象徴は食料不足に見られるが、あらゆる商品の中で、食料ほど重要なものはないと思ってはいるが、この国の報道者は無関心のようである。

核兵器の拡散を防止しようとはしているが、核兵器の廃絶は眼中にない。核兵器を現在所有するものの権力を保持しようをする思惑に反発する国家を悪人に仕立てる報道は偏向報道である。

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