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幕内の結果(千秋楽)

2021-05-23 22:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(13-2)

  金精山を1差で追う千秋楽、今日の立ちっぷりは、自身が「ひっじょーーーーーーに!!」というだけあって完璧無比。上を目指す力士に花を持たせてやりたいのもやまやまだが、そんな本体の意に反し、戦闘モードのまら自体は手加減なし。むしろ猛り狂っており「不本意ですが、しっかり立ちました」。そそりたつまらは、まさに巨大な壁。上の地位に登りたいなら、この壁を越えて見せろ。果てしなく厚く、硬く、高い壁として立ち上がった毛呂乃のまら。ついに決定戦へ。決定戦に向かう毛呂乃がどんな相撲を用意しているのか気になるところだが、「マニアックかなあ・・・」とつぶやいて花道を引き揚げる。最後の最後、どんなマニアックプレイをもてくるのだろうか。

 

●金精山(13-2)

 勝てばすんなり優勝が決まる大一番。「いつも通りに目覚めた時には、そそり立っていた我がまら、本日起きる時間になると無反応」と金精山らしくない相撲で負け。金精山本人は「悩んだ挙句、まらずもうのルールを再確認すると『最終起床時に立っていたか否か』とあるため、黒星と報告」とコメントしているが、こんな基本中の基本のルールを知らないはずもない。というか、過去にはこのルールを駆使して布団のなかで粘って勝ちを拾ったこともある。おそらくは優勝決定戦で毛呂乃と雌雄を決したくて、わざと負けたのではあるかいか。そこまでやるほど優勝決定戦への思いが強い。「身を、特にまらと尻を清めて土俵に臨もう」と気合を入れて勝負の場に臨む。

 

○玉椿(8-7)

 毛呂乃と金精山のデッドヒートをしり目に、我が道を行く玉椿。7勝2敗から5連敗して、千秋楽まで勝ち越しを決められないというひどい流れにしてしまったが、「夜勤の日は半分あきらめてた。土曜が休みなので勝負は日曜朝だ」とこれも想定内の状況らしい。さて、これで負けたら負け越しという重要な相撲なのだが、前夜の夕食時に缶ビール2本と缶チューハイ1本で気持ちよく酔っぱらって足元がふわふわするという、舐めプのような立合い。周囲の不安そうな声には「あんまり深刻になりすぎると、勝てるものも勝てなくなるからね。リラックスするのが大事だよ」と舐めくさったコメント。そんなでたらめな状態で朝を迎えたが、「アルコールのおかげでよく眠れたよ。まらもしっかり勝っていたよ」とひさびさの白星で、なんとか負け越し回避。紙一重のころでぎりぎりかわすのが長く大関をつづける秘訣ということか。

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