高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

危ない飛び乗り

2007-06-22 11:15:52 | 外出介助

6月20日大阪市営地下鉄今里駅で駅ボランティアをしました。「利用者に親しみやすい駅」の実験です。アンケートにも答えていただきました。駅のホームに下り、次の電車を待っている方の横に座り、聞いてみました。アンケート項目を聞くとあまり話が進まなくなり、沈黙。私は仕方なく「思いついたままを話してください。聞いています」事故で怪我をしてまだ直っていない。今日も病院に行くそうですが、若い方で、元気そうに見えました。事故後、両腕に杖をつき通院のため地下鉄に乗られたとき、駆け込み乗車で飛び込んでこられたそうです。一瞬頭の中が真っ白になった。触れられたら。立っているだけがやっと。回りの人も身をよけ動いている。私のことなど気にかける人などいない。こけたら。そのときの気持ちを話してくださったのです。 しばらくは、怖くて地下鉄に乗れなかったそうです。聞かせていただき、私も良く駆け込み乗車をするのでビクッとしました「私のことだけを思って飛び乗るので、周りの乗客に目を向けたことが無い」飛び込み乗車は危ないとよく放送されていますが、どちらに危ないからだろう?飛び乗る人だと思っていました。車内に立っている人がお年寄りだったら、やはり勢いよく飛び込んでくる人は怖いし、私たちが介助についていたらこけないように前に立ってガードするでしょう。ここまで考えやっと、どちらにも危ないと気がつきました。収穫でした。


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