半透明記録

もやもや日記

『ドリフターズ』

2011年10月16日 | 読書日記ー漫画

平野耕太(少年画報社)




《あらすじ》
各々の時代、其れ其れの戦場から呼び集められた戦士たち...関ケ原より島津豊久、本能寺より織田信長、源平の都より那須与一。
現在では無い何時か、現実では無い何処か、エルフの里に集いし日の本の侍たち。新たな国奪りの物語が始まる!!





やっと出た2巻!
1年は長かったわ~~。


さて、平野耕太さんの『ドリフターズ』第2巻が発売になりました。この人の漫画は、ストーリーも面白いんですけれど、それ以前にひとコマひとコマの迫力や、台詞のインパクトが強烈で、とにかくカッコイイのです。美学と美意識と美形を詰め合わせたような作風は、前作『HELLSING』の時も凄かったですが、今回も続いていますね。まあ、とにかくメチャクチャにカッコイイ。


カッコイイという以外に言うことはないのかと思いましたが、今のところは、とにかくカッコイイという以外にないですね。私は、与一さんとか十月機関の面々の描かれたコマをひたすら眺めています。うう、かっけーな! 私は普段は美少年キャラにはあまり興味を示さない方なのですが、この人の描く美少年にはなにか異常な色気があるので、ついつい目が吸い付いてしまう。美少年だけでなくて、女性や男性、じいさんに至るまでが格好良いんですけどね。いちいちすんげーかっこいいのです。たまらないぜ。

でも、一応内容についてちょっと書いてみると、主人公は島津豊久さん。お仲間に織田信長さんと那須与一さんがおられます。彼らは元の世界で死にかかっているところで、不思議な通路に迷い込み、気がついた時には奇妙な異世界へと移ってきてしまったのです。その世界で彼らは「漂流者(ドリフ)」と呼ばれ、同じように人間の世界から迷い込んできたがドリフとは性質を異にする「廃棄物」とされる人々と対立することになって、うんぬん。まあ、そんな感じです。たくさんの歴史的人物が出てきますが、それぞれに魅力的で、面白いですよ。どうなるんでしょうね、これから。気になるわあ。



次の第3巻は、やっぱり1年後くらいに発売になるのかなあ? はあ、待ち遠しい。





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