半透明記録

もやもや日記

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2011年03月16日 | もやもや日記

近所のとある会社の玄関先には
でかい鯉が泳いでいる。




K氏は昨日の夕方に歯の詰め物が取れてしまったらしい。それで、今朝から隣駅の歯医者に行くというので私も一緒についていきました。駅でいったん別れて私は買い物を済ませます。隣駅は栄えているので便利なんですね。家を出た時は晴れていましたが、風が強くて、天候は変わりやすく時々雪まじりの雨がパラつきました。

最寄り駅へ向かう途中に、鯉が泳いでいる水槽が2つ(ある会社の玄関前通路の両脇に)あって、通るたびに私はちらりと観察しているのですが、ここの黒い鯉がものすごくデカイのでありました。でかいなー、どのくらい育てたらこんなにでかくなるのかな。しかも割と狭いこの水槽のなかで。うーむ、すごい。

鯉と言うと、私の祖父の家にもかつては鯉が泳いでいる池がありました。縁側から眺めていると、ときおり飛び跳ねたりするのが面白かったなぁ。

祖父の家は私の実家から歩いて5分くらいのところにあって、田植えや餅つきその他イベントでよく行ったし、祖父も大きな米袋をうちまで担いで持ってきてくれたりしたものです。そういうわけで、行き来は頻繁でしたが、実は私はあまり祖父とは話したことがない。祖父がどういう人だったのか、どういうことを話す人だったのかを、実を言うとよく知らないのでした。その祖父ももう亡くなりましたが。

ただ、私が幼い頃から見ていた祖父は、親族が集まっているときなども一人で黙ってお酒を静かに飲んでいて、いつも何かしら働いているせいか、体つきがとてもどっしりとした胴回りの太い人でした。割と若かった頃にはカブに乗っていたような気がする。もう少しあとになると自転車に。その後ろに病院に行くという祖母を乗せて、自転車を漕いでゆく祖父の姿を見たことがあるような気がする。そんな、寡黙な働き者という印象でした。


私にも、働き者だった祖父母の血が流れている。働いて、家族を養って、畑を耕し、庭木の手入れをし、池で鯉を育てて、そうやって地道に淡々と、粛々と日々を重ねていった祖父母のことを、鯉を見て少し思い出しました。私は祖父母のことをよく知らないままでふたりとも亡くなってしまいましたが、でも彼らから学べたことはどこかしらあるはずですよね。

粛々と、地道に、日々を重ねたい。
草木や動物を愛でたりしながら、その時々を確かに踏みしめていけるといいなぁ。








すぐ出来る、ちょっとしたこと

2011年03月15日 | もやもや日記

地震関連ニュースにはどうしても極度の緊迫感を煽られたり、悲しみにくれる方々の悲痛な表情や被災地の様子などを目にすることが多く、安全圏にいる我々は、つい「私は何もできなくて申し訳ない」という気持ちになってしまうものです。しかし、悲しみを共有することも大事ですが、今どうしても悲しむ以外のことが出来ない被災者のみなさま、また必死で救助・救援活動を続ける方々のために、今の私たちにはほかのことも出来るはずです。どうかみなさま、明晰さを保って頑張りましょう。


というわけで、まずは気軽に家にネット環境があるだけででき、おまけに普段利用している企業のポイントを使ってできるような募金について軽くまとめてみました。私に思いつく限りの、ほんの少しだけのものですが、参考になれば!(^_^)







*****

【アメーバ】–アメーバピグ スタッフブログ
→→ 「東北地方太平洋沖地震」に対する募金募集のお知らせ

 内容:アメGで支援アイテム購入。10アメGの購入で、日本赤十字社へ20円が募金されるとのこと。

*****


【T–SITE】–TポイントとTカードの総合サイト
→→ 【緊急募金】東北地方太平洋沖地震

 内容:TSUTAYAをはじめTポイント提携先で、利用する金額に応じて貯めることができるポイントを、サイトから募金することができる

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【mixi】
→→ 運営者からのお知らせ:義援金募集について

 内容:携帯電話からのみ利用可能、mixiポイントで支援ミクコレ購入

*****


【Yahoo!Japan】–Yahoo!ボランティア
→→ インターネット募金「緊急災害基金」

 内容:Yahoo!ポイントによる募金、または壁紙購入による募金が可能

→→ 【Yahoo!ボランティア】その他の募金について

*****



以上、とりあえず思いつくままに4件をあげてみました。
これらは、普段の利用ではうっかりして貯めたままにしているようなポイントを使うことができるので、非常に有意義かつ気軽、いますぐにでも出来る支援の方法かと思います。たとえわずかな額でも集まればかなりの金額になりますからね。実際に、ヤフーの現在の募金額はなかなかの額に上っていました。ネット環境さえあれば家にいても出来るのは有難い!



絶え間なく続いている緊急事態が一刻もはやくおさまりますように。
どうか、どうか、お願いします。






無題

2011年03月14日 | もやもや日記




更新すべきか悩みましたが、もしかしたら時間のあいた方が見に来られることもあるかもしれないと思い、更新することにしました。少しでも日常感を感じられる場所があると嬉しい人もいるかもしれないと思ってのことです。誰かがサイトを更新してくれていると私は嬉しいから、私も更新します。


さて、私は昨日、わずかばかりですが募金をしておきました。今後さらに加えての募金も考えています。新しいニュースが入ってくるたびに心が騒ぎますが、私もここで一生懸命働いて、私なりの貢献をしようと思います。がんばらないと!
それから、我が家も防災グッズを用意してみました。しかし足りてないものがまだいくつかあるので、早めに補給しておこう。


昨日、今日と少し暖かいので、関東では停電計画があるようですが、みなさまあまり寒くなく過ごされますでしょうか。どうか引続き用心なさって、備えて体力を温存しておいてくださいませ。






冷静さを保て

2011年03月12日 | もやもや日記





昨日の大地震のニュースを知って以来、少しも気が休まらない。私は関西在住だから、今回の地震での実害は何もなかったわけだが、次々と報告される被災状況を見ると、心が痛んでしかたがない。
さらに福島の原発での、今日の一連の危機的状況およびそれに対する政府や原子力保安院、東京電力の対応がどのようになされているかについての情報がほとんど入ってこないので、良さそうなニュースに一瞬ほっとできたかと思えば、次の知らせは非常に悪い内容だったりして、ほんとうに神経がすり減った。午後6時台後半になって発表されるニュースの中身が、3時とか4時に起こった事態の報告で、それ以降の状況はサッパリ分からないだなんて、いったいどういうことなのか理解しかねるものだった。東電はなぜあれほどまでに情報を隠すのだろうと、怒り心頭だった。

私の近くに原子力を専門に勉強したことのある人がいて、その人が「普通に考えて、そんな酷い事は起こりえない」とずっと言っていたけれど、発表される事態は次第に悪くなるばかり。普通ではない事態において普通に考えることには、果して意味があるだろうかと疑念を募らせた。

そんな感じで私はずいぶんと情報に右往左往させられてしまった。

しかし、私がここでやきもきしても仕方がないのだ。今も現地で傷ついている人たちがいる、現場で必死になっている人たちがいる。私も私にできることをやれ!

というわけで、少し落ち着こうと思う。落ち着いて、冷静になるんだ。これからきっと色々な物事が必要になってくる。その時に少しでも役に立てるように、冷静になって情報を集めるんだ。何が必要になってくるかを考えておくんだ。私までつられて落ち込んでも、今はそれは何の役にも立たないんだ。無闇に落ち込むのはやめよう。既に本当に落ち込んでいる方々がおられるのだ。私のように免れた者はその人たちの支えにならなければならないだろう。



そうして、私の日常は幸運にもここでまだ続いていることに感謝しつつ、軽い夕飯の支度をしてみたが、動転した私の手は震えていて、コンロに鍋ごと味噌汁をぶちまけてしまった。普段なら「なにやってんのーー!」と言うだろうK氏は何も言わず一緒に片付けてくれた。私たちの生活もまた前と同じように続いているようで、どこか変わり始めているのかもしれない。


福島の原発のほうは、今(22時現在)ようやく少し落ち着いたようなので、少し安心した。今度こそ本当に安心させてほしい。
どうかこれ以上、被害が拡大しませんように。
傷ついた人たちが少しでもはやく安心できますように。
頑張ろう。
頑張ろう。




*このサイトの記事が非常に励まされます。
 日本人が一刻も早くこの大災害から立ち直るのを、世界の人々も期待してくれているらしいです。

 【東北地方太平洋沖地震:海外からの「日本、がんばれ!」:とりいそぎ】













絶句

2011年03月12日 | もやもや日記




大阪も昨日は揺れたが、その時はまさかこんな大災害だとは思わなかった。夕方になってから知って驚いた。あまりの惨状に私は言葉を失ってしまう。昨日の昼頃まではまだ日常があったのに、それが一瞬でひっくり返ってしまう、その瞬間をまざまざと見せつけられてしまった。津波がこんなに恐ろしいものだとは。映像を見ても、あまりに凄まじいのでなかなか本当の事だと受け入れられない。
せめてこれ以上は被害が拡大しないでもらいたい。
被害にあわれた方々が一日も早く日常を取り戻せることを願います。




『インセプション』

2011年03月11日 | 映像

キャスト:レオナルド・ディカプリオ/渡辺謙/ジョゼフ・ゴードン=レヴィット/マリオン・コティヤール/エレン・ペイジ/トム・ハーディ/キリアン・マーフィー/トム・ベレンジャー/ディリーブ・ラオ/マイケル・ケイン

監督・脚本・製作:クリストファー・ノーラン




《あらすじ》
コブは、人が一番無防備になる状態、つまり眠っている時に夢を通して潜在意識に侵入し、他人のアイディアを盗み出すという犯罪分野におけるトップ・スペシャリスト。そんな彼に、「インセプション」と呼ばれる最高難度のミッションが与えられ、コブをリーダーとする最強の犯罪チームは、命を賭けた、究極のミッションに挑む――。


《この一言》
“ 夢に、実際の記憶を混ぜるな! 夢か現実か分からなくなる ”






うおおおおお、面白かった…!!!


と、観終えるとすでに真夜中となっておりましたが、私は思わず叫んだのでありました。物語が終わり、エンドロールが始まるあの瞬間に、いや実を言うと劇中からずっと、これほど心ごと体ごと震えたのはいつ以来だろう。すごいものを観たという感激が、一晩経った今も私を覆い尽くしています。私はまだあの世界からすっかり抜け出せていない。

この映画には優れたところがたくさんあって、どの点についても夢中になれる完成度がありました。たとえば息つく暇もない急展開のスピード感、徹底的にスタイリッシュな映像美、やや複雑な構造を持ちつつも物語の軸は貫き通してある素晴らしいストーリー、それから配役の良さ、他にもまだたくさんあると思う。多くを与えてくれる映画でした。まったくもって痺れたぜ。

しかし、落ち着いて振り返ってみると、いくらか奇妙な点はある。たとえば、サイトーさん(渡辺謙)。彼の背後には巨大な権力が控えているらしく、電話一本で国の法律をねじ曲げることすら可能、また、ひとつの航空会社を買い取ってしまうくらいのことも朝飯前。そんなサイトーさんの属する組織が、あるライバル企業の崩壊を目論むところからこの物語は始まるわけですが、そんなに強大な権力を持つ彼らなら、ライバル企業の御曹司の心くらいは夢に侵入せずとも覆せそうじゃない?(しかもその坊ちゃんはみるからに単純そうな男だし)と思ったりしました。それについては何か説明があったかな。よく覚えてないけど、他に選択肢はなかったのだろうか? 偏屈そうな父親の方の夢に潜り込むというほうがまだ納得がいった気がする。だけどそれだとミッションコンプリートが難しいんだろうな。そうか、だから坊ちゃんが標的になったのか。そうだったのかもしれんな。うんうん。

ついでに、坊ちゃんを夢に落とすため彼に催眠剤を投入する必要があってサイトーさんは航空会社を買い取り、その買い取った飛行機の中で一服盛るのですが、サイトーさんたちのライバルたる巨大組織の御曹司が、たった一機の専用機(これが修理中?という設定だったような)しか持っていないなんてことがあるだろうか。予備が何台もあるだろうよ、普通。おまけにいくらファーストクラス席だからって、ボディーガードも付けずに民間機にひとりで乗り込んだりするんだろうか。ここはちょっと不思議だった。もちろん、そんなことは観ている間にはちっとも思いませんでしたけどね。この映画には、そんな些細な疑問点をぶっ飛ばす大いなる魅力が溢れているのです。

とは言うものの、実はまだ気になるところがあった(私は本当に嫌な観客だ)。もうひとつ気になったのは、コブ(レオ様)の人物造形。この人、トラウマ抱え過ぎでしょ。そんな状態でこんなお仕事をしてちゃいけません! ほらみろ、失敗ばかりしてるじゃないの! てか、どうしてこの人がリーダーなの? このコブさんの役割って何だったのかしら…アーサーはどうしてミス連発のコブに性懲りもなく付いてくの? 今回の超絶難度のミッション「インセプション(植え付け)」だって、こう言ってしまってはなんだが…あの……ユスフさん(ディリーブ・ラオ。ひとりで危険の中をかなり頑張っていた!)とイームスさん(トム・ハーディ。この人が居なかったら、ミッションは悲惨なことになっていたと思われる。大胆かつ緻密、有能すぎて余裕でマジ惚れするレベル)、それにアーサー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット。頑張っていたがちょっと間抜けな感じしてよろしかったです)、それからあの設計係の女の子:アリアドネ(エレン・ペイジ。おせっかいだけど優秀で単純で可愛い)だけで事足りたのでは?? 要するに、レオ様いらなくね??(←ああ言っちまった!)とか思ったりしてしまいました。まあ、もちろんそれではお話が盛り上がらないわけですが。やっぱりトラウマを抱えたヒーローは必要ですよね。うんうん。それに、このどうも役に立ったのか立たなかったのか、足を引っ張っただけのようにも思えるリーダー:コブさんの抱えていた深いトラウマこそが、私がこの映画から受けるもっとも印象的な部分なのです。痛みすら覚える。




どこからが夢で、どこまでが現実なのか。


これはいつの世の人々にとっても重要な問題のひとつであるでしょうが、私にも重要な問題です。私もそれがとても気になっている。

階層化された夢。
ひとつ階層を降りるごとに意識の深いところへ、脳の働きはいっそう高速化し、深ければ深いほどにその階層での経過時間は長く感じられるようになる。と、設定してあります。何階層にもなった夢の世界をもっと深くまで。どこまで深く潜っていくのか。
また、その夢の世界では、構造物なども好きにデザインできるのです。派手に折れ曲がる都市。永遠に登り続ける閉じたパラドックスの階段。スペクタクルですね。

そして、そうした夢の世界で行われる「インセプション」と呼ばれる【発想の植え付け】が、この物語の主軸になっているわけですが、映画では二つの「インセプション」が扱われていました。


***ここから先はネタバレになりますので、ご注意ください。***


一つ目の「インセプション」は、御曹司ロバートの深層心理に潜入し、彼の父親が築いた一大帝国を、父親の死後に引き継ぐだろうロバート自ら崩壊しようとするアイディアを【植え付ける】作戦。ロバートの心理が起こす防衛反応によって銃撃戦が繰り広げられたり、夢の中で「これは夢だ」とわざと気づかせてみたり、深い夢を見ていても、上の階層で起こっている「現実」が下の階層まで影響力を及ぼし得たりもする。ロバートの心の最深部で【植え付け】を行えば、ロバートが夢から目ざめた時、そのアイディアを自分で思いついたとしか認識できないというのが面白いところ。

もう一つの「インセプション」は、チームのリーダー:コブが、かつて彼の妻に対して行った【植え付け】。彼と妻のモラは、とても深く愛し合う一種の理想的なカップルだった。ある時ふたりは一緒に眠りの中へ入り込む。同じ夢の、深く、深くまで降りていったかれらはそこで長い年月を信じられないほどの幸福の中で過ごす。しかし、もう現実に戻らねばならないと考えるコブと、それに反対する妻モラ。妻を夢の世界から抜け出させるために、コブは妻を自らそのようにしむけるような「インセプション」を施したのだった。【植え付け】は成功したかに見えたが、現実に戻った妻は(何十年という歳月をともに過ごした記憶を持ちながら、目ざめた彼らの魂はふたたび若い肉体に戻った)、その「現実」さえも「抜け出すべき夢の世界」だと誤認していた。そしてモラはその夢から抜け出すために、目覚めを意味する「死」に飛び込むのであった。

悲しい物語です。私はとても悲しい。けれども同時に羨ましくもある。コブとモラのように、ふたりで長い長い時を一緒に、なにもかも自分たちの思い通りになる世界で過ごせたら、それはどんなにか幸福なことでしょう。彼らは夢の中で幸福だったんだ。50年もふたりだけでいて、幸せだったんだ。

おそらくコブの失敗は、「これは現実じゃない」という否定的な感情を【植え付け】てしまったことでしょうね。私はこのあいだも思ったのだけれど、夢と、現実と、その両方を満たすべきなのです。両方を同様に幸福にしてやるのです。そうすれば、どちらかに一方に逃げ込んだり、どちらか一方をただの幻だとがっかりしなくて済むはずだ。どちらが夢で、どこまでが現実だとしても、それは別に構わないだろう? その両方を楽しみさえすれば、その両方を愛しさえすれば。そして同時に、同じ夢を見てくれる誰かを、心から愛し信じることができれば。

それが出来なかったというところに悲しみがあるのかもしれない。私もきっとモラのようになるだろうな。夢に留まることを選ぶような気がする。夢の中の幸福な半世紀を手放して、果して現実の世界に耐えられるのだろうか。夢の世界を知りながら、長い年月が経たという感触がたしかにあるのに、目ざめた先の現実を現実として受け入れられるだろうか。あれほどの幸福が、すべて夢でしかなかった、ただの幻だった、そんなことを信じられるだろうか。
【植え付け】がなくても、モラはいずれはやはり死んでしまったのかもしれないな。悲しい物語だ。コブにしてみても、モラを愛して、彼女との幸福な長い年月を過ごした後で、両方の世界で彼女を失ってしまって、自分だけでどうやって生きていったらいいのだろう。そんな孤独の中でどうやって生きていったらいいのだろうね。夢の中にだけでも、モラを留めておきたいという気持ちは、彼の罪悪感を除いても、私には理解できるような気がする。孤独には耐えられない。そこが夢でも現実でも。




チームのメンバーはそれぞれ「トーテム」という自分だけのアイテムを持っていて、それの感触で今いるのが夢なのか現実なのかを判断します。コブさんのトーテムは「コマ」。コマが回りつづければ、そこはまだ夢の中。

コマを回してみる。
くるくるくるくるくるくるくるくるくる――。

回りつづけている、これは夢だ!

という新しい遊びがK氏と私の間で流行りそうな予感。でもコマがない。持ってない。もしも私にもコマがあって、それが回りつづけていても、あるいは回りつづけなくても、私はどちらでも構わない。私は君の夢を見ている、君が私の夢を見ているのか、あるいは誰かが私や君の夢を。楽しければそれでいい。どこからが夢でどこまでが現実でもいい。ここが誰かの夢の中なら、どうか、すべての階層を幸福で満たしてください。











焼きおにぎり(おさかな型)

2011年03月08日 | 手作り日記




おさかな型焼きおにぎりを
作ってみた!






いま、おさかなが熱い…!


というわけで、先日焼きおにぎりを作ったら美味しかったので、今度はそれをおさかなの形にしてみました。成形は思ったよりも簡単だったな! 小器用な私!!

お皿の上に、2匹の小魚♥
なかなか上手く出来ましたね♪
左端の黒いのは海苔ですが、サンゴ的なコンブ的な、海の感じを演出したつもりです。これはあまり成功してないかも…(ヽ´ω`)フフ
短冊に切った海苔をおさかなの胴体にストライプ状に貼って、シマダイみたいなおさかなにしても楽しいかもな。今度はそれをやってみようっと!


焼きおにぎりは食感がいい。焼き立てが美味しいですよね。そして、おにぎりの中には胡麻も入っているのでさらに香ばしい感じです。ジャコなどを入れると、さらにおさかな感が増していいかもしれないなぁ!








長門さんが家にやってきた☆

2011年03月07日 | もやもや日記

現在発売中の『ザ・スニーカー』
どうやら休刊になるそうで…





K氏が歯医者のついでに買ってきてくれました。
私はこの手の雑誌を買ったことも読んだこともないのですが、今回はちょっと特殊な事情があって、この雑誌だけは欲しいなぁ、今度買ってこよう~! と思っていたところだったので助かった!


さて、K氏から受けとって早速開封してみると、まさかの乱丁本であった!





折れ曲がったページが、一部未裁断となっていた。珍しいな。
しかし、そんなことは私にはどうでもよろしい! んなもんは自分で切ればよろしいのです! それよりも、この雑誌には「おまけ」が付属していて、私のお目当てはその「おまけ」であるのです。



 じゃじゃーん!


フィギュアであります!
ああ、とうとうフィギュアに手を出してしまった…(ヽ´ω`)!
収集癖のある私はこうなると際限なくあれこれ集めたくなるような気がしますが、でも我慢できなかったのです。嬉しい~~♪
箱からお分かりのように、中身は『涼宮ハルヒ』シリーズの登場人物のひとり「長門有希」ちゃんのフィギュアでございます。メ、メメ、眼鏡もちゃんとかけているんだぜ…! ハアハア。箱の厚みは3センチくらいしかないけど、一体どういう物が入っているのかしら…。

ワクワクしながら、箱を開け、長門さんのお姿を確認。上半身と下半身と台座が3つにバラバラになって入っていました。いちおう組み立て式。ぐぐぐっと部品を押し込んで、すぐにも完成です!




わあ~~☆ か~わい~い~~(´∀`*)☆☆
小さなものですが、非常によく出来ております! 最近の技術はすげえなぁ!




近くで見ても、カワユイ!




ちょっと斜めから見ても、カワユイッ!




あー、可愛いな。私の作業台の前の壁に、いつも陳列しておけるような専用台を作ることにしよう。うへへへ…




というわけで、長門さんが可愛すぎてどうにかなりそうです。この『ザ・スニーカー』は、去年の今頃の「おまけ」も長門さんのフィギュアで、それは《読書をする長門さん》のポーズだったようなのですが、それも欲しかったなぁ(さっそく収集欲が沸き出している件について…;)。




K氏はバレンタインのお返しだと言ってました。そうか、そうか! それはどうもありがとう!
私のテキトー猫チョコレートが、こんな素敵なものに化けた、というお話でした(^_^;)グフフフ…







小さなペンギンのフォトブック

2011年03月05日 | もやもや日記



こないだK氏から貰った、小さなフォトブック。ペンギンが印刷されております。かわいい。写真は20枚くらい入るそうですが、なんか小さい。こんな小さかったっけ、写真って?? というわけで、まだ何も入ってません(ヽ´ω`)てか、写真とか、最近は全然撮ってないですしね。うーむ、でもなにか入れよう。


動物をモチーフにしたグッズを作りたい欲求が高まっています。釣りゲームばかりやって、ゲーム内でおさかなグッズばかりを集めていたら、実世界でもおさかな関係のものが欲しくなってきました。なにか作ろうかなぁ。おさかなの形をしたティッシュケースとか…(私はなにかにつけてティッシュケースばっか作ってるような;)。そういう簡単でシンプルな、かわいいものを作りたいぞ!

久しぶりに裁縫箱を取り出したので、近いうちになにか作るかもしれません(´∀`*)










さむい!

2011年03月03日 | もやもや日記





そのうちまた寒さが戻ってくるだろうとは思っていましたが、戻ってきましたね。あー、寒い。いったん暖かくなっただけに、異様に寒く感じます。うーむ。

今朝は久しぶりに晴れていたので、換気だ換気だ! と張り切って窓を開け放っていたのですが、ちょっと開け過ぎたのか、なんだか鼻がずるずるしてきました。うーむ。


それにしても、いつの間にか3月になっていました。ここ数日は時間の感覚がおかしかったです。前にも書きましたが、最近の私は【アメピグ】にハマっていて、そちらの仮想空間と現実との二重生活を続けております。憧れの二重生活。これがセカンドライフってやつだろうか。ピグが可愛くて仕方がなく、お部屋をもようがえしたり、髪型を短く変えて、ますます私に似せてみたりして(爆)楽しんでいます。昨日までは「釣りゲーム」のお祭り関係でとても忙しかった……(ヽ´ω`)フウ
しかしハマりすぎるのは良くないですね。現実世界でも私にはやるべきことがあるんだぜ! でも、楽しいんですよねー。あんまり楽しくて、アメブログのほうは一日に3回くらい更新してしまうこともあります。いかんなぁ。バランスが崩れているなぁ。うーむ。


アメピグで遊びながら、私は映画『マトリックス』のある登場人物を思い出しました。彼は現実だと思っていた世界から目覚め、真の世界と真の自分自身の(生身の)姿を知ったものの、本当の世界の貧しさと侘しさとに耐えきれず仮想世界の方へ戻りたいと思うようになるのでした。なんていう登場人物だったか、名前は忘れてしまいましたが、ザイオン(彼らの生身の世界)の貧乏食なんかよりも、仮想でも構わないからご馳走が食べたい! という主張は私にはよく分かる。そりゃそうさ。私だっておいしいものが食いたいよ。それがたとえ幻だとしても。

しかし、さらに思うことには、仮想と現実、どちらが本当でも別に構わないんじゃないかということです。いや、どうか分かりませんが、少なくとも楽しければどちらが本当でもよくはありませんかね? 自分の知らないところで誰かにその全てを完全に支配されていた、という事実に我慢できない! と言ってみたところで、この世の中は分からないことに満ちていますし、苦しみよりも快楽を求めるというのが人情というものではないでしょうか。真実に近づこうとするのは美しいし、それは快楽を投げ捨てて苦しみに耐えながらでも追う価値のあるものかもしれませんが、苦しいからといって必ずしも真実に近づけるわけではないのであるならば、私はどこにいてもそのとき得られるだけの快楽をできるかぎり得たいとも思ってしまうのでした。なにを書いているのか分からなくなってきたぞ…!

ところで『マトリックス』はあんなに観たのに、内容をよく思い出せないので、そのうちまた観なおすことにしましょう。うむうむ。




そういうわけで、今日はひなまつりでしたね!
ちらしずし食いてー!