半透明記録

もやもや日記

『もやしもん』(第六巻)

2008年03月04日 | 読書日記ー漫画
石川雅之 (講談社)


《あらすじ》
都内のとある農大を舞台にした実学系青春漫画の第六巻。世界を覆う菌たちの働きを学ぶこともできる実用漫画でもある。今回は、遥さんを追ってフランスへと飛んだ沢木一行のその後と、フランス編完結。




しばらく忙しくて書店へ行けなかったのでうっかりしていたら、『もやしもん』の6巻が出ていました。そろそろ出る頃じゃねー? とは思っていたけど、先月の22日に出ていたとは、不覚……! 遅ればせながら買ってきました。

とにかく、私はこの漫画が好きなんですよ。かつては実学至上主義だった私などは農学部に行きたかったのに行けなかったというほろ苦い春の日を思い出したりして、やっぱり実学ってすげーな素晴らしいなと感心してしまうのです。あー、思えば遠くへきたものだ。

それはさておき本題に戻ると、この漫画は4巻あたりでは、やや中だるみか? という雰囲気もあるにはあったのですが、5、6巻は私としては大ヒット! 満塁ホームランでした。うおー、面白い!

この漫画の最大の魅力には「キャラ付けされた菌の可愛さ」というものがあるのですが、菌の可愛さや凄さ(菌の世界はすごいことになってるんですよー)にたいして人物の掘りさげはもうひとつ足りないようなところがあったのが残念なところだったかと思います。これまでは。ところが、ここへきてようやく人間がメインで動き出した(ような気がする。あくまで主観です)。そこが妙に面白かったのです、私は。

今回のお話では、嫌な奴を嫌な奴のままで終わらせなかった石川氏の力量に感服しました。やっぱりこの人はうまいなー。すげーな。

スイッチ・オン。
漫画読みたい病が再発してしまいました。
書店で『もやしもん』購入後にさらに入ったブックオフで『ぶっせん』を見つけて、中途半端に2、3巻を購入(まえのは人にあげてしまったので)。わー、まだまだ読み足りないです。
漫画喫茶に行きたいよう~~! 朝まで読みたいよう~~!
しかし今日はまだ火曜日。……地獄だ!


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