半透明記録

もやもや日記

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『黒衣の花嫁』

2006年10月27日 | 映像
監督・脚本:フランソワ・トリュフォー
原作:ウィリアム・アイリッシュ(コーネル・ウールリッチ)
出演:ジャンヌ・モロー、ジャン・クロード・ブリアリ、ミチェル・ブーケ
(1968年・フランス/イタリア)


《あらすじ》
男の前に現れたのは、謎の美女。彼女によって次々と殺されてゆく5人の男たちの隠された関係が明らかになってゆく。



BS2でやってたのを観ました。60年代の衣装はいつみても素敵です。ジャンヌ・モローは顔がちょっと怖いですが、やはり美しいです。黒か白の服しか着ないので、よけいに迫力があるような…。
彼女は最初の登場シーンで、黒いノースリーブのワンピースを着ているのですが、腕とか腰とかがすごくガッシリしてるなーと感心しました。60年代フランス女性はこうありたいものだ、という感じです。何を着ても似合う。ところが、途中で、彼女とすれ違った男が友人に話している場面で、「あの小柄でキャシャな女……」というようなことを言っていたので、びっくり。華奢だったんですね、まあ、そういわれるとそうか…な……たしかに太ってはいないけど。


そんなどうでもいいところばかり気にしてしまいましたが、物語は、とても悲しいサスペンス・ミステリーでした。次第に謎が明らかにされていきますが、その展開が緊迫感に満ちていて、とてもよく出来ています。終わり方が、すごい。バッサリ。「ギャーーッ!」
おー、なんときっぱりしているのだ。いいですね。