
最近、枝のひろがりが気になる。
夕方に振り返ったら、ちょうど木の枝がひろがっていて、そこに満月に近い丸い月がかかっていた。

「きれいなものは心に留めておくんだ」というスナフキンの言に従いたい気持ちはあるけれども、あれもこれも次々に忘れ去っていく私は、もっと良いカメラを持ち歩くべきかもしれない。でも、写真に撮ってもなあ、保存しておける容量が気になるしなあ。しかもそれほど見返さないんだよなあ。見返すことは目的ではないのかもしれないけれどもなあ。やっぱり、美しいものを見てただそれを心の中に残そうとするのが一番よいのだろうか。いつか心に残ったものだけが、私の人生だったと思う時が来るのだろうか。
ずっと昔に「忘れたって大丈夫なんだ」と結論しているのに、いまだに迷いが尽きない。
満月に近い丸い月が。
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