半透明記録

もやもや日記

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『ぶっせん(1~6巻)』

2005年04月19日 | 読書日記ー漫画
三宅 乱丈 (講談社)


《内容》

ピカピカに輝く若人達の
日本初の青春仏教経済スパイ爆裂ハイテンションコメディ漫画ぶっせん登場。
煩悩が炸裂する!


《この一文》

”「私の知識も
  丸慶の体力と同じに
  所詮はエクスタシー欲しさの
  産物という事になってしまうんだ
  そして
  このエクスタシーの正体が何かと言うと?」

 「煩悩ですね?」

 「いや、遺伝子(DNA)だ
  所詮 生き物は
  生き延びる為の方法を
  エクスタシーによって
  学ぶよう 遺伝子に操られているんだよ
  とどのつまり「仏性」というのも
  単なる塩基配列という事になるな」

  「え・・・
   仏教って
   理科だったんですか・・・?」        ”



お寺の記事を書いていたら、お気に入りの漫画のことを思い出しました。
なので、久しぶりに読み返してみたところ、やっぱり面白い。
1話1話は短いながら、よく練られているなー、と感心すること頻りです。

おおまかな筋は、
金持ち寺の金々腹寺は山一番の古株の仏物専寺をつぶして講談山を手中に収めようと企むが、
仏物専寺は貧乏を乗り切る為に新たな事業「仏教専門学園」を始める(50単位で悟りだ!)。
そこで、金々腹寺は密偵として下っ端の正助を「仏専」に送り込むのだがーー。

そこで繰り広げられるドタバタ劇という感じです。
抱腹絶倒です。
でもちゃんと青春漫画にもなっているので、読後は爽やかな風が吹き抜けるようなのでした。