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森羅万象 ~ 歩く印象派

シー・シェパード対策 法整備先送り…対抗策は“手詰まり”

2010年01月08日 23時15分35秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
>以下はいかにも産経らしい記事だ。

2010.1.7 00:41産経

 米環境保護団体シー・シェパード(SS)の調査捕鯨妨害は、昨年に続き、捕鯨船の衝突事故にまでエスカレートした。暴力的な行為を繰り返しながら、公海上の行為のため取り締まりを受けないSS活動家。逮捕を可能にする法整備は昨年、日本政府内で検討されたが、結論が先延ばしにされた結果、再び同じことが繰り返された。

 日本側は一昨年、日本の捕鯨船に乗り込んできたSS活動家を逮捕する方針を表明したが、SS側はそれ以降、乗り込み行為をストップ。現行法制では、公海上で他国船籍のSS船の中まで乗り込んでいって逮捕することはできないため、対抗策は手詰まり状態だ。

 海賊対処法の対象にして、公海上でもソマリア沖の海賊同様に取り締まれるようにすることも検討された。だが、政府は昨年3月、「SSを海賊とは解釈できない」とする外務省などの慎重論を採用し、法的対策を先送りにした。

 今シーズンの調査捕鯨までには対策の「成案を得る」として、SS逮捕を可能にする新法案骨子も作成されたが、政権交代後の民主党政権はたなざらしに。結局、捕鯨船団は法的対策のないまま出航を余儀なくされた。

 一方、その間にSSは、高額所得者らの寄付を集め、2隻の新抗議船を加えた。衝突したアディ・ギル号はそのうちの1隻で、ホームページや豪紙などによると、製作費1500万ドル(約1億3800万円)、最高時速50ノット(約93キロ)の最新高速船という。

 法整備の遅れを尻目に、強化されるSSの妨害装備。政権交代前まで農水相を務めた自民党の石破茂政調会長は「SSは海賊と同じだと考えられる。公海上でも取り締まれるようにすべきだ」と強調した。

豪、日本政府を非難 “偵察機チャーター”で 

2010年01月08日 23時08分55秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010.1.6 22:46産経

 オーストラリアのメディアは6日、調査捕鯨を行う日本鯨類研究所に関係する企業が、オーストラリアで飛行機をチャーターし、米環境保護団体「シー・シェパード」の抗議船の動きを追っていると報じた。

 オーストラリアのギラード副首相は「このような日本政府の行為は看過できない」と非難した。

 オーストラリア政府は、日本の調査捕鯨をやめさせる有効な策を打ち出せていないとして野党から突き上げを受けており、同国でチャーターされた飛行機が捕鯨活動の一環に使われたとの報道を受け、政府への批判がさらに強まっている。

 報道によると、日本の捕鯨船団はチャーター機から抗議船の位置情報を得て、抗議船の動きをかわすなどしている。(共同)

韓国長官、天皇訪韓に反対 安重根遺骨問題の解決求める

2010年01月08日 22時12分40秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
010年1月8日 20時18分東京新聞

 【ソウル共同】韓国国家報勲庁の金揚長官は8日、1909年に初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した独立運動家、安重根(1879~1910年)の遺骨問題が解決されなければ、天皇陛下の韓国訪問に「反対する」と述べた。聯合ニュースが報じた。

 安重根は中国遼寧省大連市の旅順口地区で処刑され、同地で埋葬されたとされるが、遺骨は見つかっておらず、韓国政府が調査を続けている。

 金長官は、日本政府が「遺骨に関する資料や情報を明らかに持っている」とし、埋葬地などの記録や写真を提供するよう求めた。金長官は、植民地時代の抗日独立運動家、金九の孫。

豪とNZ政府が調査へ 日本の捕鯨船と抗議船衝突

2010年01月08日 21時47分40秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年1月8日8時47分朝日COM

南極海で、日本の調査捕鯨船団の監視船第2昭南丸と、米国の反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の小型高速船が衝突した問題で、オーストラリア、ニュージーランド両政府は7日、それぞれの海事当局が衝突原因について調査を始めると発表した。

 衝突時の状況を巡っては双方で主張が異なっている。豪州国内では日本側の対応に反発が強まっているが、ギラード豪副首相は同日、記者団の取材に対し、調査結果が明らかになるまで冷静に対処するように求めた。また、捕鯨問題については「この問題は海上での暴力によっては解決されない。最終的には外交か、(国際)法廷を通じて解決されるだろう」と述べた。(塚本和人)

反捕鯨団体船の漂流物から80センチの矢 水産庁回収

2010年01月08日 21時18分41秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年1月8日20時13分朝日COM

アディ・ギル号の漂流物から回収された長さ約80センチの矢=日本鯨類研究所提供
水産庁は8日、南極海で調査捕鯨船団の監視船と衝突した米国の反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の小型高速船「アディ・ギル号」の漂流物から長さ約80センチの矢4本を回収したと発表した。銃のように引き金を引いて発射する、殺傷能力の高い弓「ボーガン」の矢とみられるが、これまでに使用が確認されたことはないという。

 同庁によると、破損したアディ号は航行不能のため、仲間の船に引航されていたが、日本時間8日午前0時ごろ、2本のロープが切れ、同3時ごろ海上に放棄された。沈まず、漂流しているという。矢は長靴や瓶などと一緒に多数流れ出ている。付近には筋状に約3キロにわたって油も流出しているという。

 アディ号は3隻確認されているSSの船の一つで、昨年12月から妨害行為に加わっていた。


ロープ2本が切れ、南極海を漂流するアディ・ギル号=日本鯨類研究所提供

「パタゴニア」が反捕鯨団体支援 日本支社に抗議のメールや電話

2010年01月08日 20時55分24秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2008/1/31 19:39 配信 J-CASTニュース

アウトドアファッション・用品の世界的メーカー「Patagonia」(パタゴニア)が、日本の調査捕鯨船の活動を妨害した環境保護団体「シー・シェパード」のスポンサーだったことがわかり、ネットで話題になっている。商品の返品や不買運動をするといったカキコミまで乱れ飛んでいる。パタゴニア日本支社は「シー・シェパード」への支持はこれからも続けるとし、「様々なご意見に対して、真摯に対応し、当社の理念を理解していただけるよう努力したい」と話した。

「ミクシィ」「2ちゃん」で強烈批判

シー・シェパードの「支援者一覧」には「パタゴニア」の名前がある


「シー・シェパード」は捕鯨船への過激な抗議活動で知られていて、2008年1月15日には、南極海で捕鯨調査をしていた日本の「第二勇新丸」に接近、「劇物」を投げ込んだほか、船内に活動家2人が船内に侵入し、大きな騒ぎになった。水産庁遠洋課はJ-CASTニュースの取材に対し、「シー・シェパード」のことを「テロリスト・グループ」とした上で、

「極めて遺憾。調査捕鯨活動は国際条約に基づく完璧に合法的なもの」

と話した。その「シー・シェパード」のスポンサーの一つが「パタゴニア」だ、とネットで話題になり始めたのが08年1月19日頃だった。

「シー・シェパード」のホームページを見ると、確かに「Other Sponsors」と書かれた企業一覧に「パタゴニア」のロゴが出ている。日本でも人気の高いブランドだけに、ファンは驚き「ミクシィ」のコミュや、「2ちゃんねる」でスレッドが立てられ「パタゴニア」バッシングが始まっている。

「私が支払ったお金で酪酸買ったり、船を沈めているのかと思うと、パタゴニアの商品を着る気にはなれません」
「そういう行為をしている人たちに支援をする事がどこの企業、個人であっても許せないです」
「悔しくて、涙が止らないです。過去に、自分が環境テロの片棒を担いでいたとは」

「シー・シェパード」のサポートは今後も続けていく

パタゴニア日本支社の広報担当はJ-CASTニュースの取材に対し、「シー・シェパード」をサポート(支持)していることを認めた。但し資金的なサポートは93年に終了し、現在は、反捕鯨活動などに対して、

「(シー・シェパードの活動に)賛同の声を上げるなど『気持ちとしての』サポート」

を中心に行っているのだという。

「シー・シェパード」との関係がネットで広まり、08年1月24日頃から同支社にも相当数の抗議のメールや電話が来るようになった。同支社広報担当はそうした抗議の一つ一つに丁寧に返答している、としながら、「シー・シェパード」のサポートは今後も続けていくのだという。

「当社のビジネスは最高の製品を作ることはもちろんですが、『環境危機に警鐘を鳴らし、解決していく』という理念があります。シー・シェパードの考え方もそうした方向性であり、シー・シェパードに賛同しない方もたくさんいるとは思いますが、賛同しない方々に対してもご説明し、理解していただけるよう対応したいと思っています」

「鯨を救うことは戦争」と報道する オーストリアメディアの異様ぶり

2010年01月08日 20時54分16秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
1月8日20時25分配信 J-CASTニュース

 反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」の妨害船「アディ・ギル号」が南極海で日本の調査船「第2昭南丸」と衝突した問題で、オーストリアのメディアは「これは鯨を救う戦争だ!」とするシー・シェパードの主張を大々的に取り上げ、反日的な色彩が強い記事を掲載している。日本の調査船は航行不能になった「ギル号」の遭難信号を無視、けが人の救出に手を貸さないばかりか、追い打ちの放水をした、などと事実無視の書きたい放題だ。

 「第2昭南丸」は調査捕鯨中、複数のSS船に負われ、悪臭を放つ液体の入ったボール状の物をぶつけられるなどの妨害を受け、日本時間2010年1月6日午後0時半ごろに「ギル号」と衝突した。水産庁によると「ギル号」は「第2昭南丸」の進路を横切る際に急減速。「第2昭南丸」は避け切れず「ギル号」の船首部分にぶつかった。「ギル号」は航行不能になり、SSの別の船が乗組員を救出。同8日未明に「ギル号」は沈没した。

■乗組員に対し日本船が放水をした

 ヘラルド・サンウエブ版はこの衝突に関して、SSのオーストリア責任者Jeff Hansen氏などSS関係者のコメントを掲載した。

 それによると、SSは国際保護法に従い、鯨を守るために命をかけ海に出ているが、日本人は鯨の命を奪うために海にいる、と主張し、「労働党もクジラの野蛮な虐殺を辞めなければ国際司法裁判所へ持っていくと約束しているし、国立大学の教授も南極海での捕鯨停止の決定は短期間で下されるだろうと話している」などとし、SSの行為の正当性を強調している。

 そして、今回の船同士の衝突について、「ギル号」の乗組員がこう語ったとしている。

  「日本の船は我々へまっすぐ全速力で向かう事を決めていた。航行不能になったギル号は海の汚染を防ぐため、船に積んでいた油や燃料を除去したが、日本船はこの時、海の環境を守ることにSSに協力しなかったばかりか、乗組員に対し日本船が放水して追い打ちを掛けた」

 大衆紙デイリー・テレグラフも電子版でSS関係者のPaul Watson氏のインタビューを掲載した。

 同氏は「これは、戦争です。クジラを救うことは戦争です」などとしたうえで、日本は国際法違反の捕鯨を繰り返し、それに反対する我々の船に故意に衝突してきたにも関わらず「SSのせいだ」などと主張しているのは許せない、と語った。さらに、「日本政府は捕鯨船が我々のメンバーを負傷させたり、殺したとしても、行動を正当化し、擁護するに決まっている」などと強い口調で非難、日本の南極海での捕鯨活動を止めさせるため連邦政府に海軍船を送るよう依頼したことを明かした、という。

 いずれの記事もページを大きく割き、一方的に日本を非難する内容だ。ヘラルド・サンが今回の事故を受けウェブで「日本の捕鯨船はすぐに南インド洋から撤退すべき?」との緊急アンケートを実施。5500の回答があり、10年1月8日午後6時現在でYesが80.12%。Noが19.88% になっている。

■「日本は外交と交渉が下手すぎて鬱」

 日本でも「シー・シェパード抗議船日本船と衝突」について、動画投稿サイト「ニコニコ動画」が10年1月7日に特別アンケートを実施。9万2430人の回答があり、SSの日本船への妨害行動を「理解できない」が83.8%、「理解できる」が5.5%、「どちらともいえない」が10.8%という結果だった。また、世界に対し「捕鯨国・日本の立場を主張していくべき」が67.0%で「反捕鯨にシフトしていくべき」の9.1%を大きく上回った。

 今回の衝突事件について、「水産庁とSSの言い分は、どちらが正しいと思うか」については、「水産庁の言い分が正しいと思う」が55.5%。「SSの言い分が正しいと思う」はたったの1.3%だった。このアンケートに対してコメントが6500近く付いていて、

  「シー・シェパードは日本文化を壊そうとしています」「テロに屈するなんてありえない」「日本は外交と交渉が下手すぎて鬱」

などと書き込まれている。

反捕鯨団体、破損の妨害船を放棄か=ボーガンの矢を回収-水産庁

2010年01月08日 20時52分19秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
1月8日17時16分配信 時事通信

 水産庁は8日、南極海で日本の調査船「第2昭南丸」と6日に衝突し、破損した米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の妨害船「アディ・ギル号」が南極海を漂流しているのを確認したと発表した。船首部分が大きく破損したアディ・ギル号は、SSの別の船にえい航されていたが、ロープが切れ、放棄されたとみられるという。
 また、第2昭南丸はアディ・ギル号周辺の海から、引き金を引くなどの方法で発射し、殺傷能力のある長さ約80センチのボーガン(洋弓銃)の矢を計4本回収した。アディ・ギル号から海に放り出されたとみられる。 

シー・シェパードの「未来型抗議船」、日本船と衝突し沈没

2010年01月08日 19時31分32秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
【1月6日 AFP】(一部更新、写真追加)南極海で日本の調査捕鯨船に対する妨害活動を展開している米環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society、SS)」がこのほど新たに導入した未来型の超高速抗議船「アディ・ギル(Ady Gil)」号が6日、捕鯨船団の1隻と衝突し、真っ二つになって沈没した。シー・シェパードが同日、声明で発表した。

 シー・シェパードは声明で、「(日本の)第2昭南丸が突然エンジンを起動させ、故意にアディ・ギル号に激突してきた。船首の8フィート(約2.4メートル)が完全にちぎれた」と主張。「いわれのない」攻撃の一部始終は、ビデオ録画してあるとしている。

 乗り組んでいた活動家6人は救助され無事だが、船の回収は難しい状況だという。

 一方、日本の調査捕鯨団側は、アディ・ギル号のニュージーランド人船員5人とオランダ人船員1人が、調査母船「日新丸(Nisshin Maru)」の舵(かじ)やプロペラをロープで縛り付けようとしたり、日本の船員に「緑色のレーザー機器」を向け、調査船に「悪臭弾」を発射するなど、妨害活動を行っていたとして非難している。

 日本鯨類研究所(Institute of Cetacean Research)は抗議書で、シー・シェパードの妨害活動が「年々その行為は激しさを増して」おり、「断じて許すことの出来ない、時に人命を脅かす危険なテロ行為」と非難した。

 シー・シェパードの「スティーブ・アーウィン(Steve Irwin)」号のポール・ワトソン(Paul Watson)船長は、「過激な対応でわれわれの残る2隻の船が撤退すると考えているのなら、それは間違いだ。われわれは今や真実の捕鯨戦争に突入した。撤退する気はない」と話した。

 アディ・ギル号は炭素繊維とケブラー繊維製の三胴式で、わずか61日間で世界一周を達成した超高速船。以前は「アースレース(Earthrace)」号といったが、反捕鯨活動に100万ドルを支援した米ハリウッド(Hollywood)のビジネスマンの氏名にちなみ、アディ・ギル号と名を変えた。(c)AFP

シー・シェパード船衝突、反日世論高まる豪

2010年01月08日 06時01分29秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
(2010年1月7日21時56分 読売新聞)

 【シンガポール=岡崎哲】米反捕鯨団体「シー・シェパード」の事実上の「出撃基地」となっている豪州で、日本の調査捕鯨船団の監視船と抗議船との衝突を機に、反捕鯨や反日の世論が高まりつつある。

 7日付の豪大衆紙デイリー・テレグラフは、1面で「戦争だ」と扇情的な見出しを掲げ、両船の衝突を報じた。ヘラルド・サン紙が7日に行った世論調査では、8割以上が「日本の捕鯨船団は即刻撤退すべきだ」と回答した。

 ラッド政権は衝突の事実確認に努めるなど、現時点で外交上は慎重な姿勢を示している。ただ、野党側は日本への対応が不十分として、「無法な日本の捕鯨をやめさせるために船舶を派遣すべきだ」(緑の党党首)などと政府への突き上げを強めている。