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森羅万象 ~ 歩く印象派

ベテルギウスに爆発の兆候 大きさ急減、表面でこぼこ

2010年01月10日 16時34分27秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
ベテルギウスの表面。明るい部分は盛り上がっていて、周囲よりも温度が高いとみられる部分(右下の棒の長さは、見かけの角度で0.01秒角)=米航空宇宙局(NASA)、パリ天文台提供

2010年1月10日0時27分朝日COM

 オリオン座の1等星「ベテルギウス」で、超新星爆発へ向かうと見られる兆候が観測されている。米航空宇宙局(NASA)が6日に公開した画像には、星の表面の盛り上がりとみられる二つの大きな白い模様が写っていた。この15年で大きさが15%減ったという報告もあり、専門家は「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」と話す。もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。

 冬の大三角の一つでもあるベテルギウスは、赤色超巨星と呼ばれる巨大な星。直径は太陽の1千倍で、太陽系にあるとしたら、地球や火星はおろか木星までが覆われる大きさだ。重いため一生は短く、まだ数百万歳(太陽は46億歳)だが、すでに寿命に近い。最後は超新星爆発を起こし、ブラックホールなどになるとされる。

 地球からの距離は約600光年。地球からベテルギウスを見ると、東京から大阪に置いてあるソフトボールくらいの大きさにしか見えず、これまでは大きな望遠鏡でも点程度にしか見えなかった。だが近年は、複数の望遠鏡を組み合わせて解像度を上げることにより、その表面や周囲のガスの流れまで撮影できるようになった。

 昨年、米欧の研究者がほぼ同時に3本の論文を発表し、ベテルギウスが大量のガスを放出していることや大きさの急減が示された。ガスの放出によって星の表面が梅干しのようにでこぼこに膨らんでいるらしい。

(オリオン座。左上の明るい星がベテルギウス=沼沢茂美氏撮影)

 ただ、その後の別の観測では、大きさの変化はあまりないという報告も出ているという。3本の論文のうちの1本の著者で、独マックスプランク電波天文学研究所の大仲圭一研究員は「爆発がいつかは分からないが、死の直前を見ているのは間違いない。今まで想像するしかなかった星表面の様子も、実際に見て確かめられるようになってきた」と話す。(東山正宜)

日本の調査活動 「合法でも世界で孤立」 妨害されて,批判の的 

2010年01月10日 14時53分53秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
東京新聞1月9日付

慶応大学谷口特別招聘教授
「調査捕鯨は『通らぬ正論』。IWCは日本の調査捕鯨をやめさせられない代わりに、商業捕鯨の再開もできない。IWCを脱退すれば、調査捕鯨の根拠を失う」としたうえで捕鯨の経済性を疑問視。

鯨類研究所の膨らむ赤字も問題だ。
「同研究所は08年9月期に約3億6千万円の赤字.翌年度予算では、鯨肉の売り上げなど副産物収入で約71億円を計上。国庫補助金が5億3千万円ついてるが、それでも借入金が51億円に上る」という。



シーシェパード メディアを操作、味方に 戦争演出反捕鯨煽る 南極海捕鯨紛争の背景 

2010年01月10日 11時20分30秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
東京新聞1月9日付

>本記事で注目すべきは「メディアが欲しがる事実と数字を“創作”しそれをこっそり教える」手法をSS創設者ポールワトソンが語っていることだ。

続けて「捕鯨船に体当たりする。決行時には連絡する。いい写真が撮れるよ」と米紙シアトルタイムズの記事を紹介している。

たしかにSSのメディア対策の「演出」は抜群のようだ。

日本の調査捕鯨は彼らにとって「格好の餌食」なのかもしれない。