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森羅万象 ~ 歩く印象派

南極観測隊、見つけた隕石635個 「予想上回る数」

2010年01月25日 19時11分37秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
2010年1月25日11時42分朝日COM

 【南極・セールロンダーネ山地=中山由美】51次南極観測隊の隕石(いんせき)隊8人は24日、セールロンダーネ山地(セルロン)での探査を終えた。最終日も47個を発見し、隕石の採集数は計635個になった。珍しいユレーライトや鉄隕石、約5キロの大きな隕石もみつかり、リーダーの国立極地研究所の小島秀康教授は「予想を上回る数を集められて良かった」と話した。

 地質隊6人もバルヒェンでの調査を終了。隕石隊とともに帰途へ着く。観測船「しらせ」で帰国する隊員が昭和基地に着くのは2月初めの予定。

「ネギは風邪にいい」、ウイルス抑制実証 富山大大学院

2010年01月25日 12時02分36秒 | インフルエンザ情報
 ネギの抽出物が、A型インフルエンザのウイルスの増殖を抑え、体内の免疫機能を向上させるのに有効である可能性があることが、富山大大学院医学薬学研究部の林利光教授のマウスを使った研究で分かった。林教授は「昔から『ネギは風邪にいい』と言われているが、予想どおりだった。病気に即対応できるわけではないが、ウイルスに対する体の備えを強化することができる」と話している。

 林教授は、メカブの「フコイダン」のインフルエンザウイルスへの有効性を調べるなど、ウイルスと食べ物の関係を研究してきた。今回の研究は、大分県の食品会社「佐々木食品工業」が、「大分名産のネギで健康にいいものはできないか」と林教授に相談したことをきっかけに始めた。

 最初に、試験管を使った実験で、一定の条件で抽出したネギの成分が、ウイルスの増殖を抑えることを確認した。続いて、マウスに1週間、ネギの抽出物を経口投与した後、インフルエンザウイルスに感染させた。ネギの投与はその後も続けた。

 最も増えるとされるウイルス投与から3日後のウイルス量を、肺と気管支で調べたところ、ネギを与えたマウスのウイルス量は、与えなかったマウスの3分の1程度に抑えられた。

 また、ウイルス投与から3週間後に、マウスの体内にある抗体の量を調べた。その結果、ネギを与えたマウスの血液中などの抗体は、そうでないマウスに比べ、3倍近く多かった。

 林教授は、タミフルはワクチンを全滅させるため、体内の抗体を増やす効果はないと指摘し、ネギがウイルスを減らす一方で抗体を増やしたことを評価した。「体には元々、細胞やウイルスをやっつける免疫がある。ネギは免疫が機能する初期の段階に働きかけ、予防的に体の免疫力を高める効果があるのではないか」と分析した。

 今後は、佐々木食品工業を中心に、ネギのどの成分が、どのようなメカニズムで働いているのかを研究する。同社研究室の高野美耶さんは「ネギの持つイメージと裏付けるデータは一致したので、ゆくゆくは、ネギエキスを使った商品を開発したい」と意欲をみせている。(中林加南子)

飼い主たずねて600キロ イタリアの「名犬」話題に

2010年01月25日 01時29分36秒 | 歩く印象派
毎日新聞 2010年1月24日 19時19分

 イタリア中部で飼われていたジャーマンシェパード犬が、3年前に旅行先の南部で行方が分からなくなり、約600キロ離れた飼い主の男性宅近くまで自力で戻り、このほど再会を果たした。同国メディアが報じ、ドラマや映画となった「名犬ラッシー」になぞらえられて話題となっている。

 子犬だった5年前に中部カラーラに住むシリア国籍の男性にもらわれ、ロッキーと名付けられた。しかし3年前、家族とともに休暇を過ごした南部サレルノの海岸で誰かに連れ去られたとみられ、いなくなった。

 ロッキーはその後、サレルノの別の家族に飼われたがその家から何度も逃走を図り、昨年11月に成功。約2カ月後、カラーラ近くのピサで見つかった。長旅のため汚れてやせ細り、足は水膨れ状態だったといい、獣医師の診察で登録用入れ墨から元の飼い主が判明した。

 「名犬ラッシー」は英国でコリー犬が別れた少年の元に苦難を経てたどり着く旅を描いた小説で、世界中で映画やドラマ化された。(共同)

毎日新聞 2010年1月24日 19時19分