All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

とどろく雷、赤い帯 桜島の火口上空に「火山雷」

2010年01月11日 21時05分33秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
(噴煙をあげる桜島と火山雷=10日午前0時11分、鹿児島市、全日写連島田英雄さん撮影)

2010年1月11日10時1分朝日COM

活発な噴火を続ける鹿児島市の桜島。噴火で上昇した水蒸気や火山灰などが摩擦して電気が発生し放電する「火山雷(かざんらい)」の瞬間を、鹿児島県霧島市の全日写連会員・島田英雄さんがカメラに収めた。熱を帯びて飛び散る噴出物も、流れ出す溶岩のように赤い帯状にとらえられていた。

 島田さんは10日午前0時すぎ、昭和火口の噴火に伴う火山雷を、約3キロ離れた桜島内で撮影した。噴火は普段より噴煙量が多く、しばらく続いたため、火山雷も20分以上、火口上空付近で見られたという。「こんなに長時間にわたって火山雷を見たのは初めて。山頂付近から目を離す暇もなかった」と話す。

 鹿児島地方気象台によると、桜島は昨年、過去最多となる548回の爆発的噴火を記録。今年に入ってからも活動は衰えず、今年の爆発的噴火は10日午後6時現在、49回に上っている。

軍都・旅順を対外開放 中国政府、日本人観光客に期待

2010年01月11日 21時05分18秒 | 中国の旅(大連、瀋陽、撫順)
2010年1月11日3時20分朝日COM

 【大連(中国遼寧省)=西村大輔】日露戦争の激戦地で、中国政府が軍事区域として外国人の自由な立ち入りを禁じていた大連市旅順口区(旅順)が、軍事施設周辺を除いて対外開放された。観光産業や経済開発を重視しての措置とみられる。日露戦争が舞台のNHKドラマ「坂の上の雲」が始まったこともあり、地元は日本人観光客の増加を期待している。

 同区は人口約26万人。1996年に北部が開放され、日露戦争の激戦地二〇三高地、旅順港攻防戦の停戦条約が結ばれた水師営会見所跡などが外国人に開放された。一方、軍港の周辺に市街地が広がる南部では、外国人が立ち入るためには同市公安局の特別許可証が必要で、違反者は拘束されることもあった。

 近年、警備が緩和され、立ち入り禁止地区にある観光名所の一部も先行して外国人を受け入れ始めたが、全域の開放に向けた軍などとの調整に時間がかかっていた。同区政府によると、中国政府と中央軍事委員会が昨年末までに、軍港など軍事施設周辺を除いた地域の開放に同意した。記者も9日、市街地を歩いた。

 軍港周辺には、日本統治時代の建築物が残る市街地があり、伊藤博文を暗殺した安重根が死刑にされた旧旅順監獄、旧満州時代の文物を保存する旅順博物館などがある。

 同区経済合作局の王清副局長は「開放が遅れた分、今後の発展の可能性は大きい。日本人の関心は特に高いので、旅行客の増加や企業の投資が期待できる」と話した。新たに開放された地区で日本語の表示を増やすなどサービスを充実させていくという。

スモーカー&酒飲みが1年で払う税金は?

2010年01月11日 21時01分57秒 | 歩く印象派
「健康のために、今年は飲む量(or吸う本数)をちょびっと控えよっかな…」。新年を迎え、柄にもなく(!?)殊勝な誓いを立てつつある酒飲み、スモーカーもいるかもしれない。無論、飲みすぎ&吸いすぎはお財布にだって負担大! そもそも、その1杯&1本の価格に占める税金っていくらなのか?

まず、たばこ税に関しては、たばこ1箱(300円、20本入りの場合)でたばこ税等の額は174.88円。消費税も加えれば、価格の半分以上の189円相当が税金となる。とすると、1日1箱吸うとして、1週間で1323円、1年で6万8985円の税金を払っていることに! 世間では煙たがられることが多いスモーカーも、じつは税金面ではかなり貢献している。

酒税は、酒税法上のカテゴリーで税額が決められている。1リットル当たりでは、ビールが220円、第三のビール80円、清酒120円、焼酎(20 度)200円などなど。税額負担から見るとビールの割高度が際立つのが特徴だ。もし1日1本、500mlの缶ビールを飲むと、1日に払う税金は110円、 1週間では770円、1年なら4万150円にもなる。

つまり、スモーカーかつ「発泡酒や第三のビールなんか飲んでられっか!」という真性ビール党は納税額が高くなってしまうわけだが、そもそもたばこや酒の税率ってなぜこんなに高いの? 尾久土公憲税理士事務所の尾久土公憲さんに尋ねてみると、「たばこ税や酒税は、税金のなかでは消費税同様、間接税にあたりますが、伝統的にぜいたくな嗜好品という認識があったため高く課税されやすい傾向があった」とか。その流れで、税収確保のために増税されやすい側面もあるようだ。

(R25より)