スキーの後遺症?でやや気力が盛り上がっていないが、ブログの絵になる何かがあるのではないかと埼玉県上里町の神流川沿いの公園というか、河川敷を歩いてみた。土筆が芽を出して居ないか?もう一度カワセミと遭遇したい!!と言うのが狙い。神流川堤防の南側に整備されている総合公園内を探したが、菜の花は見つけたものの土筆は不発。河川敷に降りて歩くと、ふわりと飛び上がってきたダイサギにビックリ。径7-8メートルの小さな水溜りの淵の枯れたヨシにカワセミがいた。比較的近距離だったのでドキドキ・・。あわてすぎて、上手く撮れなかったが何とかコバルトブルーとオレンジが美しいカワセミの姿を撮ることができた。もう少し良いレンズが欲しい!!!切実になってきた。
「カワセミ」はブッポウソウの仲間でカワセミ科。全国の平地から山地の湖沼、川など水辺に居る留鳥。昨年、NHKが都内で増えているカワセミをリポートしたが、河川の水質の改善でエサとなる小魚が増え、都市部で生息数が増えているのだそうだ。生息領域が広いローカルな場所より“ある程度限定される都会の方がみつけやすいし、見つけたら写真が撮りやすい”のだそうだ。
鮎川周辺でカワセミの餌付けをして、有料で写真撮影のチャンスを提供している人が居たと聞いた。また“家の近くの川にカワセミが飛来し、毎日楽しみにしていた。写真を撮る人が増えて脅かしたのだろう・・直ぐに来なくなってしまった”とぼやいている小父さんにも会った。人気のある鳥なのだろう。
背中は鮮やかなコバルトブルー。頭上や翼は金属光沢がある緑色。目の下と胸から腹にかけてはオレンジ色。口嘴は黒(メスの下嘴は赤い)。“ハッとするほどの美しさがあり「清流の宝石」と呼ばれる所以である。
帰りにも同じ場所で再び遭遇。幸運にもエサ採りのダイビングに成功した姿を初めて見た。水泳競技の飛び込みで、着水する時に波が立たないほうが良いという解説を聞いたことがあるが、写真のカワセミの着水は完璧。“ピシュと波はもちろん、音も立てないくらいに垂直に水に入り、小魚を咥えて飛び出してきた。
一応、魚を咥えた姿もシャッターを押してのだが失敗。距離を詰め、角度を変えようと動いたら飛び去ってしまった。せっかくの食事を邪魔して申し訳ないという気持ち・・。
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