国道245線沿い。藤岡市と高崎市吉井町の境の辺り、小串地区。ここにカタクリの自生地があり、ノーブルな紫の花弁を開き始めている。ここ10日間ほどが見頃だろう。自生地といっても、自然のままの自生地ではなく、地元の愛好家野方など中心に大切に保護育成してきたもの。赤城山や西上州の山の山中などで、自生しているものを見るが個体数はそれほど多くない。カタクリの名所となっているところは、地元の皆さんが丹念に保護育成してきたものが大半だが、これは仕方のないところ。
「カタクリ」はユリ科の球根性の多年草。早春を飾る艶やかな姿が多くの人の心を捉えるだけでなく、食草や薬草としてかなり有効。「全草が食用となる」のに加え、鱗茎から取れるデンプンは本物の“カタクリ粉”。薬草として強壮剤、胃腸薬、解熱剤などに使われる。美しくて役に立つ故に、盗掘され個体数を減らしてきた。
※今月の25日で「啄木鳥の詩」は1周年を迎えることができました。ワンパターンの写真と勝手な思いを綴るだけのページに、年累計で5万198PVがありました。「最近面白くない」など、感想を伝えていただけるカミさんの友人Nさん始めご覧いただいている全ての皆さん、大変有難うございます。開設にアドバイスいただいたHさん、画像の処理など教えていただいているKgさん、そして花を一緒に探してくれる“カミさん”など皆さんに感謝。もうしばらく続けて行きたいと思っています。よろしくお願いします。
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