「ショカツサイ」 (諸葛菜) アブラナ科
私のお気に入りの散歩コースは大きく分けて3つ。竹沼コース(釣り人は時々見かけるが、人が少ない寂しいコースなので、最近はほとんど行かない)、庚申山を含む総合運動公園、そして自宅周辺。散歩の楽しみは、何か目的が決まっているわけではなく、あちこち道草しながらぶらぶら歩いていると、どこからともなく野鳥のさえずりがきこえたり、思いもかけず、美しい花にあったりすると、ついニコッとしてしまう。昨日もそんな散歩だった。当家から北方に少し歩くと、麦畑が広がっている。突然、上空から雲雀のさえずり。しばらくすると、草むらに急降下。もっぱら、春の風物詩として見慣れた情景ではあるが、何だか幸せな気持ちになれるから不思議だ。そして、思いがけない花との出会い。なんと道端にショカツサイが咲いていた。三国志に登場する諸葛亮が、出陣の先々で、この花の種を巻いたことからショカツサイといわれたとか、菜の花(ハナナ)に似た4弁花で、紫色であることからムラサキハナナ(紫花菜)と呼ばれたとか、名前の由来は諸説あるようだ。中国原産の帰化植物。江戸時代、日本に輸入され栽培。繁殖力が強く、日本全土に分布。土手などに群生して咲いている風景に出合うことがあり、野に咲く花としてのどかな春を告げる花だ。
私のお気に入りの散歩コースは大きく分けて3つ。竹沼コース(釣り人は時々見かけるが、人が少ない寂しいコースなので、最近はほとんど行かない)、庚申山を含む総合運動公園、そして自宅周辺。散歩の楽しみは、何か目的が決まっているわけではなく、あちこち道草しながらぶらぶら歩いていると、どこからともなく野鳥のさえずりがきこえたり、思いもかけず、美しい花にあったりすると、ついニコッとしてしまう。昨日もそんな散歩だった。当家から北方に少し歩くと、麦畑が広がっている。突然、上空から雲雀のさえずり。しばらくすると、草むらに急降下。もっぱら、春の風物詩として見慣れた情景ではあるが、何だか幸せな気持ちになれるから不思議だ。そして、思いがけない花との出会い。なんと道端にショカツサイが咲いていた。三国志に登場する諸葛亮が、出陣の先々で、この花の種を巻いたことからショカツサイといわれたとか、菜の花(ハナナ)に似た4弁花で、紫色であることからムラサキハナナ(紫花菜)と呼ばれたとか、名前の由来は諸説あるようだ。中国原産の帰化植物。江戸時代、日本に輸入され栽培。繁殖力が強く、日本全土に分布。土手などに群生して咲いている風景に出合うことがあり、野に咲く花としてのどかな春を告げる花だ。