啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「山歩・・覚満淵」

2020-06-19 11:19:31 | 低山歩き
「クサタチバナ」  ガガイモ科
 前橋方面から赤城山を目指し、白樺林とレンゲツツジの群落がある新坂平をとおり、さらに進むと大沼。そこから歩いても数分の場所に、県立赤城公園ビジターセンターがある。その道路を挟んだあい向かいに、覚満淵入口の看板。ここから歩道に入る。従って、覚満淵は大沼の南東に位置し、周囲は0.5㎞程のこじんまりした湿原地。沼は水を満々とたたえ、植生も豊か。湿原にある木道も、なかなか風情ある雰囲気。まるで、尾瀬を思わせる情緒を伝えている。帰り際、アメンボウを発見。長い脚で水面を支え、スイスイ可愛らしく走っていた。写真を撮ろうと何度も試みたが、沼にでも落ちようものなら・・・諦めた。

 見たことがあるような、ないような白い花。○○子さん家にもありそうな花だね、と同行者に言われたが・・何だろう?  ところがその夜、BSPにっぽん百名山選で”赤城山、湿原の花々”を放映していた。思わず、ガッテン!!その名は、クサタチバナ(草橘)。ガイドさんに感謝です。草丈、40cm程。図鑑をひも解くと、タチバナに似た花をつけるという意味。タチバナとはミカンの古名で、白い花の形が似ているところからついた名前、と記されたいた。そこで、気づいた。見たことがありそうな花、と思ったのはキンカンの花。清楚な佇まいの花姿。
 覚満淵・・ふらりと散策でき、自然も豊か。是非お勧めしたい。

  覚満淵

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