「フユノハナワラビ」を見つけた。10月末に赤城山麓の自然園の芝生の広場で見つけ「妙な植物」と思った。自然観察員の方から名を教わった。嬉しかったので、当ブログにもONしており今回が2回目。高崎市の自然歩道沿い、中山峠付近でも自生している。週に数回散歩をする竹沼。しかも、駐車場の直ぐ脇で生えているとは思わなかった。
春に芽を出し、山菜として人気の「ワラビ」はワラビ科の植物だが、フユノハナワラビはハナヤスリ科ハナワラビ属で仲間が異なるようだ。遅い秋に芽を出し、最初は淡い緑色で次第に黄色味を帯びてくる。葉の部分は形状がワラビが生長した後の葉に何となく似ている。基部から出伸びている花茎というか胞子嚢をつける15センチほどの部分が黄褐色となり、この部分が食べるワラビに何となく似ている。ここから胞子を出すという。
日当たりの良い草むら(背が低く枯れた草叢)に自生する。今まで知らなかっただけで、それほど珍しいものでは無さそうだ。園芸用として販売されているし、育成材料のキットまでネットで販売されている。売られていると言うことは、それなりに人気もあるのだろう。可愛いとか、美しいと言う種ではないが・・。
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