啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

黒檜山(赤城山)

2010-09-03 09:38:10 | 低山歩き

余りにも暑い。山に行くしかないと思って急に出かけたのが、赤城の黒檜山(1828㍍)。赤城山という単独の峰はなく、地蔵岳や鈴ヶ岳、長七郎山などの総称だ。黒檜山
はこれらの最高峰!と言っても、1千数百㍍までは車で登るのだから、避暑を兼ねての
歩きが可能。

 この山、10年ほど前に山歩きを始めた頃。初めて1人で登った山だという記憶がある。
その時は、大沼湖畔から沼田方面に繋がる道路が分かれる辺りの登山口から往復した。
今回は、覚満淵(湿原)の先、大洞登山口から駒ケ岳(1685㍍)を経由して歩いた。

 いきなり急登となる。樹林の中をジグザクに登る。ガイドにはジョウシュウアマドコロ、
アカギキンポウゲなど「原産植物も多い」と書いてある。時期を過ぎているだけに、花は
期待できそうに無い。マルバダケブキとアキノキリンソウ、ツリガネニンジンがわずかに
咲いていた。紅葉と春のヤシオツツジのシーズンがベストか?

 鉄のハシゴを登る場所もあったが、整備されており安心。40分ほどで駒ケ岳に到着。
ひと息入れる。灼熱地獄の平地とは、登山口付近で10度Cほど気温が低く、タオルは
ビショビショだが、吹き上げてくる風は涼しく最高!!

 黒檜との標高差が2百㍍余りと表示されていたが、大ダルミまで標高で100㍍ほど下がるから、もっとありそう。笹が茂った登山道を歩く。黒檜への登りは、木の階段など設置され、ユッタリと上がれた。駒ケ岳から40分ほど。

 山頂には鳥居があり「黒檜大神」が祭られていた。広い空間があったように錯覚していたが、岩が敷き詰められ、狭かった。展望はまずまず。足尾や日光連山など広がっていた。
帰路は、舗装道路を駐車場所まで戻るのを避け、来た道を戻った。

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