啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「クサノオウ」

2015-04-11 14:44:24 | 山野草
「クサノオウ」 ケシ科
 菜種梅雨だろうか。最近、雨や曇りの日が続く。当家から高崎に行く途中、鮎川サイクリングロードがある。ここには、数キロに及ぶ桜並木があり、その見事さは地元のニュースで紹介されていた。美しさに誘われ、訪れてみると、たくさんの花びらが道路一面を、まるでピンクの絨毯を敷いたように覆っている。まだまだ、しっかりと枝に咲き誇る花びらと土手には黄色の菜の花、ショカツサイの紫色、若草の萌える黄緑色、そして道路を覆うピンクの花びら。まるで、「春」というタイトルの一枚の絵を見ているようだった。
 その、土手で見つけた黄色い花、クサノオウ。全国に分布し草丈40cm位、花径2cmの4弁花。ヤマブキソウに似ている。全体に毛が多く、茎や葉を切ると黄色の液が出る。この液、有毒だが、薬にもなり鎮痛、解熱の薬効もあるという。名の由来の面白い。Wikipediaによると 
 1 植物全体を傷つけると、黄色の液を出すので草の黄。
 2 薬草の王様という意味で草の王。…などと諸説あるようだ。
 4月〜7月まで咲いている。土手や草原で黄色の花が目立つ。花言葉「思い出」。


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