80代半ばになる父が「雪下ろしをするのはこれが2回目」という連日降雪のトキの島から戻ると、乾燥した砂漠地帯の群馬。朝方の気温は群馬の方が低いが、日中太陽がある分だけ明るい気分で過ごせる。何しろ、雪カキをしたその後から降り注ぐ雪は気分を暗くする。
「ヤマガラ」の写真が撮れた。昨年仲間と泊まった温泉旅館の中庭に、この鳥が来ていた。仲居さんに尋ねると“ホオジロ”だと答えた。亭主が餌付けしていると話していた。少しだけ勉強していたので“間違い”に気付いたが、特に否定はしなかった。私も勘違いしていたのだが、ホオジロはもう少し大きく(1-2センチ)、どちらかと言うとスズメに似ている。頬は白いがホオジロではない。
調べてみると、ヤマガラはもスズメの仲間でシジュウガラ科のシジュウカラ属で13センチ程度の小柄な小鳥。雑食で夏の間は昆虫など、冬は木の実など食べるという。意外にも「学習能力が高い」という。芸を仕込むと覚えるのだそうだ。昔は(今は捕獲も飼育も禁止)神社の境内で「オミクジをひく鳥」に仕立てられていたようだ。「もちつき」や「かるたとり」もしたという。卵から孵化してから20日間ぐらいで巣立つと言うから、羨ましい限りだ。
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