我が家の畑は湿地帯?の如く、昨夜の雨でまた水が溜まっている。雑草が溺れて枯れてくれれば良いのだが、先に野菜がやられてしまう。梅雨の時期は、1年中でもっとも嫌いな時期。野草の花も盛夏を前に少し種類が減ってきた。散歩コース牛伏山の麓にあるミニ公園の池に、スイレンが咲いていた。
「スイレン」はスイレン科スイレン属の水生多年草。池の中(地中)の地下茎から長く茎を伸ばし、水面に葉や花を浮かべる。葉は円形でほぼ中心についている葉柄に向かって深い切れ込みがある。裏面が水に接しているという事情もあるが、不通の植物のはと逆で“葉の表面に気孔がある”という。花はこの辺では6-8月。根茎から長く伸びる花茎の先に、鮮やかで派手な白や淡いピンクの花冠5-10センチの花をつける。
ウィキペディアで調べたが日本に自生する「スイレン属」は“ヒツジグサ1種しかない”と書かれている。尾瀬ヶ原の「ヒツジグサ」を当ブログで取り上げたことがあるが、形はスイレンと似ているが、葉や花がスイレンと比べ3分の一ほど小さく、固有種と思っていた。“これがヒツジグサか?”と感心した記憶がある。
それでは“スイレンは何なんだ?!”と調べてみた。良く分からない。ただ自然の中で自生しているのがヒツジグサでスイレンは園芸種という書き込みがあり、これを信じることにした。花の付け根の部分の色が・・とか葉の付き方が・・とかあるが判りにくいし無理やり分けているようだ。
予断だが「ヒツジグサ(未草)」も「スイレン(睡蓮)」も花が午後の咲くという意味合いがある。未(ヒツジの刻=午後の2時)に咲く草とということなのだそうだ。ただし、実際には1日中咲いている。
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