啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「マツモトセンノウ」

2016-06-02 14:40:35 | 庭の花木
 「マツモトセンノウ」  ナデシコ科
 深夜、スーパーマーズ見ました。南の空にひときわ明るく、赤く輝いている火星。この10年間で地球に最接近とのこと。その距離、7500万kmという。近いんだか、遠いんだか・・当方、距離感がつかめないが。暫く、ぼんやり眺めていたが、残念ながら、感動も薄く、しかし、夜空は何となく魔力があるのか、あるいは寝そびれたのか、なかなか寝つかれない。そのうち、ラジオから万葉集、恋のうた、“あかねさす 紫野行き 標野行き 野守はみずや 君が袖ふる”の解説を聴いているうちに、だんだん話に引き込まれ・・当時、袖をふる行為は、愛してる、愛してるよ~と大声で叫んでいるのと同じなのだという。大海人皇子は、どんな袖の振り方をしたのかと、想像しているうちに、可笑しくて、おかしくて・・。で、どんどん眠れなくなり、睡眠不足。
 昨年、求めたマツモトセンノウ、今年も咲いた。たぶん、絶えてしまうだろうと、あまり期待をしていなかっただけに、庭で濃いオレンジ色の花を見つけた時は驚いた。盛夏の時なら、暑苦しい印象にもなろうが、この時季、その鮮やかな色に、ハッとする。来年も、咲いてくれる事を期待して、半日蔭で、風通しの良い所に、山野草の土をたっぷり入れ、大切に育ててゆきたいお気に入りの花。

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