啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「桐生 観音山ハイキング   茶の花」

2023-11-18 18:51:23 | 低山歩き
 群馬登山ガイドブックをめくっていたら、「観音山」の文字。高崎観音山は、「白衣大観音」として親しまれているが、こちらは桐生にある観音山。家族ずれで楽しめ、初心者でも安心して歩ける緩やかなコース、ファミリーハイクの穴場、と書物に記してあったので、早速ハイキング気分で出かけた。車で約2時間、泉龍院に駐車。すぐ近くに登山口があり、ナラや杉の林。なかなかの直登ではあるが、ふかふかした土の登山道。足に優しい。そこから、中尾根を過ぎると観音山山頂。何と、びっくり!大きなお釈迦様の涅槃像‼ ・・・。山頂を下ると、雷電山。その中央には、石宮。4月には雷除けや雨乞いの祈願をする、と案内板に書かれていた。さらに南に下がると、文昌寺。その住宅街を抜けると、駐車場。およそ2時間のハイキング。
 何か物足りなくて、高崎観音山を見ながら、少林山へ。イチョウの葉も楓も色づき、さらに、ドイツの建築家、ブルーノ・タウトが居住していた「洗心亭」を見学。境内には、ホトトギス、ツワブキ、リンドウなどが咲いていて、目を愉しませてくれた。
 お茶の木は、ツバキ科の常緑樹。やや小ぶりで、下を向いて花を咲かせる可愛らしい花だ。俳句では、11月の季語になっているという。なお、茶園の畑では、葉に十分な栄養がいきわたるように、花の部分を早くに摘み取ってしまうのだという。「追憶」とか「純愛」の花言葉。お茶の花を見たら、こんな素敵な花言葉も思い出したい。少林山の境内に咲いていました。
 
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