啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「榛名・・つつじが丘」

2023-06-09 19:16:06 | 山野草
 伊香保森林公園、管理棟から林道上野原線を進んでゆくと、つつじが丘。その東屋からは、鍋割山、荒山、地蔵岳、黒檜山、日光白根山・・・展望が素晴らしい。「つつじが丘」と名が付いているとおり、ここはヤマツツジの群落。山道は花で覆われ、まさにトンネルのよう・・・と書きたいのだが、時すでに遅し。奥手のツツジが少しだけ咲いていた。つつじが丘は本格的な山ではないので、多少のアップダウンはあるが、森林浴の効果かマイナスイオンの効果か、精神的に安らぎを感じる。
 山道を進んでゆくと、「むし湯跡」。ここは、大正初めまで栄えた蒸し風呂のあと。交通の便が良くない時代に、こんな山奥に宿が数軒あったというから驚きだ。「むし湯跡」を右折し、しばらく行くと、道端に可愛らしい植物。4枚の葉、その中心からひょっと伸ばした茎の先に花の跡。ツクバネソウ?いや~違う・・葉の形、たぶん花も・・どなたか、ご存じでしたら是非おしえていただきたいです。
 森林に囲まれ、いい気分で歩いだすと・・・ギョッ、ギョ~、前方の木の根元にヘッ、ヘビが!飛び上がり、後ずさり・・・ぎゃ~と大声を出しても「その子」はビクともしない。「ヘビもこんなに嫌われてかわいそうだね」と同行者。
 つつじが丘から水沢山に登るショートコースもある。紅葉シーズン、この林道から登山の予定。水沢山山頂からの展望は、素晴らしかったと記憶している。