啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「子王山」

2023-01-15 17:55:19 | 登山
 今年、最初の山歩きは子王山(こおうやま)、標高550.8mの低山。群馬県藤岡市の南に位置している。遠方から見れば、山頂が特徴的で、樹木と樹木の間隔があり、不思議な山という感覚ではないでしょうか。通常「二千階段」で知られている。
 藤岡、上日野線を進み、「二千階段」の案内の標識に従い、細いくねくねとした坂道を進むと、大きな駐車場。かつては、ここに「かあちゃん茶屋」があり、気の良いおばちゃんが、お茶のもてなしをしてくれたものだが、現在は建物だけになってしまい、昔を思い出すと、少し寂しい。駐車場から100m程はある藤棚を抜けると、ここからがまさに、「二千階段」の始まり。私にとっては、地獄の階段‼ 数年前、友人と登った時よりは、丸太の階段は新調されていたが、階段としての幅が広く、高さもあり、登山者にとって親切と言えるかといえば・・・?。何といっても急登で、今年初めての山にしてはきつい。途中、男坂と女坂があり、ちょっとだけ緩やかな女坂を選択。2つの坂の合流点からさらに登るが、足元があまり良くない。ちょっしたクサリやロープがあるが、危険というほどでもない。ただし、ロープに結び目がなく、スルスルすべってしまう。登山経験ない人が、設置したのかな~?。最初の階段から歩くこと、およそ1200段目あたりに広場があり、ここは展望も良く、赤城山、上州武尊、子持山、谷川岳、小野小山、榛名山の景色が素晴らしいといいたいけれど、本日はうっすらとしか見えない。山頂までは残り僅か。霧雨が降ってきて、早々に下山。山歩きには天気が良くなく、やや消化不良。しかし、藤棚で「ムカゴ」発見。同行者とムカゴ拾い。「転んでもただで起きない」と言われてしまったが。因みに「藤」は藤岡市の市花。