啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「見えないけれど」

2019-09-01 18:55:22 | 山野草
 「ウバユリ」  ユリ科
 9月とはいえ、昼間は夏の空気。しかし、朝晩は多少涼しくなり、夜のエアコン終了宣言をしたいのだけれど、まだまだむし暑く寝苦しい。
 8月下旬、藤岡市制施行65周年記念花火大会が、神流川河川敷で開催された。久方ぶりに兄弟集合し、楽しんだ。夜空一面に咲くカラフルな花火に魅了。パッと咲き、パッと散る儚さといさぎよさ。勿論、迫力あの音にも心が高揚する。花火は夏の風物詩。その帰り道、耳を澄ませば、どこからともなく聴こえてきた虫の鳴き声。コオロギ・・かな?わたる風も、肌に優しい。最近では、雲も秋の表情を見せている。
 一度みたら、忘れられないネーミングを持つ植物、ウバユリ(姥百合)。花が咲く頃。葉が落ちてなくなる。”葉”がないのを”歯”がないことに置き換え、姥(年老いた女性)にたとえてつけた名という。
花は淡い緑色で爽やかな色合いだが、名前が強烈。草丈1m程。花の長さは10cm位、その先端が、おちょぼ口のように、ちょこっと開く。インパクトのある花だ。