啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「えちご 雪割草街道」  前篇

2019-03-22 17:43:24 | 山野草
 友人の”古希のお祝い”にバスツアーに参加。行先は”えちご 雪割草街道”。3つの雪割草群生地を訪れる旅。ユキワリソウはミスミソウ(三角草)とも呼ばれ、名の由来は、葉の形から。葉が3つに分かれ、しかもその先がとがっているので、三角草。
 まずは、越後で一番早く咲き始めるという、大崎雪割草の里。柏崎市西山、日本海沿岸を少し山に入った里山。およそ、30万株が群生。ここは、オオミスミソウの群生地。葉も花もミスミソウより大きい。紫、白、濃い紫、紅、淡いピンク・・言葉では表現できない微妙な色合いの花・・何と可憐で美しいのでしょう。出会った瞬間、その可愛さに魅了されてしまう。昨日は、あいにくの天気で、お花も小さく、うつむいてしまった。花言葉のように、はにかんでいるように。山の斜面は勿論、目立たず、ひっそり咲いている花に、いじらしさと厚い雪に耐えた力強さにも心奪われる。


 「エンレイソウ」  ユリ科
 山野草豊かな里山。ユキワリソウのほか、キクザキイチゲ、コシノカンアオイ、ショウジョウバカマなどが咲き、ガイドさんは植物の説明に余念がない。どんどん先に行かれ、自身は写真を撮るので、いつも遅れ気味。一人、雨で湿った遊歩道を歩いていると・・道の脇にはエンレイソウ。大きな葉が3枚、その中心にポツンと1本の茎が出て、褐色の小さな花。一度見たら絶対忘れない。好きな花だ。


当家のユキワリソウ。昨年の今頃、Iさんから頂戴したユキワリソウ。枯らしてはならないと、当家の特等席で育てた。今か、いまかと待ちわびた一輪の花。嬉しい~、咲きました。他にも蕾が・・。種が落ち、小さな葉も出てきた。昨年の猛暑に耐え、咲いてくれたことに感謝。
コメント (2)
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