啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「Winter」

2018-02-02 11:31:42 | その他
 昨日、昼頃から降り出した雪は、ちらちら途絶えることもなく、現在も続いている。時々、うっすら陽が差す瞬間は、屋根や木や畑に積もった雪に反射して、まぶしく輝く。前橋では、積雪15cmと発表されているが、当家では11cm程度。前回は、積雪量も多く、大騒ぎをしたが、今回、近所では雪かきをしている様子もなく、自然に融けてゆくのを待っている状態。そういう私もしかり。どこにも行かず、じっとしている一日になりそう。少々、不便を感じるが・・・でもねっ、みて、みて、この景色!本当に、きれいなのですよ。上州名物、空っ風が吹き、時には、土ぼこりが舞う景色とは一変し、音もなく、静寂な世界。清らかな気持ちになるのです。
 当家から南西には、ぼんやり霞んで見える牛伏山、そして、みかぼ山。雪はその稜線に降り積もり、美しい姿を現わしている。山と言えば・・・群馬は、山に囲まれ、どこにいても眺めることができる。それが日常であり、当たり前の環境。東京から群馬に帰る電車の窓から、赤城山が見えると、いつも、ほっとする。自分を迎え入れている気がする。そういえば、あれは中学校の校歌だったか・・・♪ みかぼの峰はいや高く、神流(かんな)の流れ、いや清し・・・・。どこの学校の校歌にも、地元の山はうたわれているのではないだろうか。山は、そんな包容力を持っている。
 一昨夜は、スーパー、ブルー、ブラッドムーン。寒い中、部屋から出たり入ったりの皆既月食を楽しみ、カメラに納めた。夜の闇に浮かびあがったお月さま、一段ときれいでした。