気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

『モネ大回顧展』

2007年04月19日 21時26分39秒 | 日々の出来事
 今年、新しく六本木に出来た国立新美術館で開催中の『モネ大回顧展』に行ってきました。
 フランスのオルセー美術館でも、これほどは見れないだろう97点にも及ぶモネの作品が展示されていました。

 会場は、第1章近代生活、第2章印象、第3章構図、第4章連作、第5章睡蓮/庭に分かれていて、モネというと睡蓮をまず連想しますが、第1章~第4章までは睡蓮以外の作風を紹介しており、その中でも有名な「日傘の女性」に代表されるように身近な妻、娘や親戚の娘などを描いた秀作が多く展示されていました。

 この新しい美術館の開館の目玉に持ってきただけある大々的なモネ展は、平日だというのに凄い人出で、これが土日になるとどんなことになるのか・・・。

 しかし、最後の睡蓮のコーナーは、椅子が置いていることもあり、長時間座って見ている人でごった返しており、日本人も睡蓮好きが分かる気がしました。
 確かに睡蓮は少し離れて見ないとその素晴らしさがわらないこともあり、座ってじっくり離れて見るのがよい観賞方法なのですね。
 
 こんな凄いモネ展が地方に来ることもないので、出張のついでに、この展覧会を見れてとてもラッキーでした。

 国立新美術館は、千代田線乃木坂駅に直結しています(ISO1600で粒子が荒れています)


 モネ大回顧展の作品カタログ(2,300円)凄く良いです


福島県富岡町のカラーマンホール

2007年04月18日 22時41分46秒 | 綺麗な蓋みっけ!
 桜を見つつ、富岡町の夜の森(よのもり)公園で何気なく下を見て歩いていたら、思いもかけず黄色い蓋を見つけました。

 富岡町の町花はツツジ、町鳥はセキレイだということで、なんと桜は町の花ではないんですね。 
 こんなに綺麗な桜より町の花になっているツツジが見たくなりました。

 セキレイとツツジが描かれている消火栓蓋


 セキレイがデザインの仕切弁蓋


 おすい蓋が唯一桜のデザイン

桜の回廊『夜の森(よのもり)』の夜桜

2007年04月16日 21時29分29秒 | 花々
 福島の桜第3弾になりましたが、福島県南部の富岡町の『夜の森(よのもり)』の桜並木です。
 桜のトンネルやライトアップされた夜桜は幻想的で、とてもロマンチックでした。
 『夜の森(よのもり)』と名付けられた地名は、夜の森が似合うロマンチックな桜並木が続いて、どこか違う世界に迷い込んだ感じでした。

 会場となった桜のトンネルでは、よさこい踊りなどが盛り上げて、県内はおろか関東や宮城県方面からもお客さんが大勢訪れており、“桜の町”富岡町の名を、見る人々のまぶたに残ったことでしょう。

 『夜の森』の桜は、今回訪れた福島の3カ所の中でも一番印象に残るもので、これから先訪れることがない気がして、じっくり目に焼き付けてきました。
 機会があれば 是非一度、『夜の森』の桜を見て下さいね。お薦めです。

 歩行者天国となった夕暮れ直前の『夜の森』の桜のトンネル


 『夜の森』の開花の基準木


 ライトアップ直後の桜並木。桜の回廊に引き込まれていく


 ライトアップされた桜のトンネル


 ライトアップされた夜桜01


 ライトアップされた夜桜02

福島の『花見山』

2007年04月15日 19時23分27秒 | 花々
 今、宮城県と福島県は桜の最盛期ですね。

 福島県の桜第2弾として福島市にある『花見山』に行ってきました。
『花見山』の見学コースは、30分コース、45分コース、60分(1周)有り、せっかく来たので60分コースを歩いてみましたが、前を歩いている人がいっぱいだったので、始めのうちはゆっくり、ゆっくりとした歩くペースでした。

 この花見の会場となる『花見山』は、阿部一郎さんという方の個人所有の花卉栽培の山だそうですが、あの有名な写真家の秋山庄太郎が生前、ここを訪れ『花見山』の頂上から見る様子は、桃源郷のようだと言ったのが分かる気がしました。

 訪れた当日は、まさに桜などの花々が満開で、多勢の人のため息を誘うほど咲き誇っていました。
 『花見山』とは良い名前を付けたもので、これが個人所有というのことですから、あの豊臣秀吉の“吉野の花見”や“醍醐の花見”を凌ぐ贅沢な花見が阿部一郎さんが独占することが出来るのに、一般に無料で開放頂き、秀吉以上の気持ちになれることに感謝しつつ花見をさせて頂きました。

 最後に見た『源平桃』という紅白の桃花が1本の木に咲くのには驚くと共にその素敵な色合いが印象に残りました。
 花見山に入ったら是非この『源平桃』も見て下さいね。

 今年こんなにいっぱいの桜を見て、ちょっとやそっとの桜では満足出来なくなっているような感じですが、桜はどこで見ても感激がそれぞれ違いますね。


 この日は風が強く池に落ちた花弁もとても綺麗


 薄ピンク、濃いピンク、黄色とキャンバスに絵の具を落としたような感じ


 上を見上げるとまた凄い花々


 花見山の側の斜面も綺麗


 花見山の上から見る風景もいい感じ


 この日は天気もよく凄い人出でした


 阿部さんの家の前の桜もいい


 阿部さんの家のチューリップ畑から花見山の裏手を望む


 水車が回っていました


 吾妻連峰もよく見えました


 満開のショメイヨシノ


 満開の彼岸桜


 満開のレンギョウ


 とても変わった白色と桃色の源平桃

三春の滝桜

2007年04月14日 23時44分52秒 | 花々
 ついに、前から行ってみたかった福島県三春の滝桜を見に行って来ました。
 11日に開花したということで、どういう状況になっているのか気になりながら向かったのですが、残念ながら、五分咲きでしたが、滝のようなしだれ桜はピンク色に色づいており、満足しました。

 三春には、“三つの春”が有り、梅、桃、桜が同時に咲く事から名付けられたということですが、この滝桜1本を見るために全国から人が集まってきており、観光バスの台数も土曜日ということもあり凄いものでした。

 滝桜は樹齢1,000年以上経っており、この桜を保存し続けるのは大変な事だと思いますが、冬の滝桜も雪を花のように纏い凄く綺麗なことを写真で知りました。
 滝桜の、時代を超えて生き続けている太い幹を見ていたら、人間のちっぽけな悩みを吹き飛ばすような、重厚で神聖な感じを受けました。

 身延山の垂れ桜は、その高さが凄いので日光の華厳ノ滝のようで、三春の滝桜は、アメリカのナイヤガラの滝のような感じですね。
 

 滝桜全景


 ちょっと近づいて全景をパチリ


 アップでパチリ


 頂上付近から滝桜の全景


 天然記念物の碑を入れて


 樹齢1,000年を超える幹も立派


 冬の滝桜


 観光バスの品評会のようですね

「勝山館」の桜

2007年04月13日 20時19分44秒 | 日々の出来事
 今年部署が変わり、歓迎会で仙台市青葉区にある「勝山館」に行ってきました。
 「勝山館」は、仙台の銘酒『勝山』を作っている勝山酒造が経営しているエンターテイメントホールで、この日で2回目の訪問です。

 勝山酒造は、伊澤さんと言う仙台の財閥が経営している造り酒屋さんで、名取市には戦前に農地を小作の方に開放し、神様と言われた方で、今でもその集落には伊澤神社があり(もちろん伊澤さんを神として祭っている)、4月のお祭りの日には今でも伊澤家本家の方が踊りを奉納しているそうです。

 そんな神様と祭らわれている伊澤さんが営んでいる「勝山館」で、神聖な気持ちで入場し、厳粛な気持ちで飲み始めましたが、1時間後にはただの酔っぱらいになってしまいました。
 残念ながら宴会の様子は撮る余裕がありませんでした。

 玄関に綺麗な桜が飾ってありましたが、その辺の桜よりは凄く綺麗に咲いていて、私達を迎えてくれました。

 「勝山館」の敷地の入り口

 
 「勝山館」の入り口


 「勝山館」の桜

西公園の桜

2007年04月12日 21時17分48秒 | 消える街並み
 夕方、仕事帰りに仙台市青葉区にある西公園に桜を見に行ってきましたが、それは、地下鉄東西線の建設のため、今の姿で見る西公園の桜は今年で最後になってしまうからです。

 今年から有料の桟敷席も設けられ、場所取りをせずに花見が出来るので、凄い盛り上がりを見せていました。
 小さいときから見ていたお花見の風景が、来年から変わってしまうのは少し残念ですね。

 夕方に写真を撮ったため、ISO感度を上げたので写真の粒子が粗くなってしまいまい、イマイチなので、もう一度、昼間に西公園の桜を撮りに行きたいと思います。

 ほぼ満開の西公園の桜


 凄い数の屋台も出ています


 来年から風景が変わる西公園の桜


 満開の桜


 西公園のトイレも交番もオシャレ


 お花見会場マップ

チャイニーズキッチン 『覇龍』

2007年04月09日 06時41分36秒 | ある日の麺喰
 前から気になっていた、仙台市泉区根白石にある『覇龍』に行ってきました。
 日曜日なのにほぼ満員でこの店の人気がわかります。

 店の一番人気は、“五目焼きそば”だそうですが、頼んだのは“胡麻味噌らーめん”で、とても丁寧に作っている感じで、やさしい胡麻味噌がピリ辛で良い味でした。
 あんかけの“五目そば”も、とろみ加減もほどよく、ダシの効いた醤油味で欲を言えばもう少し野菜が多いと文句なしですね。

 根白石に行ったら是非立ち寄ってください。

 『覇龍』の外観


 胡麻味噌らーめん(780円)


 五目そば(730円)

大國神社山野草公園

2007年04月08日 18時00分01秒 | 花々
 今年もカタクリの花を求めて、仙台市青葉区芋沢にある大國神社の中にある山野草公園に行ってきました。
 大國神社に向かう途中で雷も鳴り、強い雨が降ったのですが、神社に着くとすぐに雨も止み、歩いていて暑いくらいの天気になりました。

 片栗(カタクリ)、岩団扇(イワウチワ)、猩々袴(ショウジョウバカマ)などが駐車場からものの数分歩くと見れるので、山野草ファンにはとても貴重な場所ですね。
 午前中の雨で花々は少し水を含み、普通とはまた違った花の表情を見せてくれました。

 カタクリを見るには、お昼前後が良いらしいので、昼飯を食べた後に行ったのですが、今年見るカタクリは昨年以上に数が増えていて、また、岩団扇の群生も面積が増えた気がします。

 神社では、第2カタクリの群生地も整備しており、様子を見に行ったら、まだ山野草は少ないのですが、将来的には『岩団扇の壁』と言われるような、崖の一面を岩団扇の大群生を作る計画のようで、そんな情景を早く見てみたいですね。

 自然の中でかわいい山野草を眺めて、ほっとしたひとときを過ごしました。
 カタクリ祭は、始まったばかりですので、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
 

 カタクリの群生


 雨に濡れたカタクリ


 イワウチワの群生


 イワウチワはとても可愛い花です


 ショウジョウバカマ(その1)


 ショウジョウバカマ(その2)


 カタクリの群生地の展望台から仙台湾を望む(真ん中右の白いのが中山の観音さま)


 入り口付近で咲いていた春蘭


 新しいカタクリの群生地に架かる木橋

庭の花も色づき始めました

2007年04月07日 12時35分50秒 | 花々
 昨日(6日)仙台でも開花宣言がされ、平年より6日早く、昨年より7日早いそうで、昨日二日町を歩いていたら、ソメイヨシノではないのですが、少し濃いピンク色の桜が咲いていました。
 これから桜が少しづつ宮城県内でも咲いてくるのは毎年のことですが楽しみですね。

 自分の家の庭に目を向けると、まだまだ花がいっぱいという感じではないのですが、クリスマスローズが今盛りを迎えています。
 クリスマローズは、下向きに咲くので、写真で撮らないとこの花の良さがわからないのですが、一眼レフで撮るには、地面との間隔がないので、やはりコンパクトカメラを使い、感で撮るしか有りません。唯一、平咲きの白いクリスマスローズだけは、普通に撮れますが・・・。
 英国でクリスマスの頃から咲く事でクリスマスローズと呼ばれるようです。

 桜、カタクリ、ミズバショウと花撮りの計画が頭をよぎる良い季節になりました。

 二日町の桜


 こんな具合に下向きに咲くクリスマスローズ


 クリスマスローズ01


 
 クリスマスローズ02


 クリスマスローズ02


クリスマスローズ04


クリスマスローズ05


クリスマスローズ06


 平咲きのクリスマスローズ01


 平咲きのクリスマスローズ02


 ひっそりと咲く春蘭


 ローズマリー01


ローズマリー02