あの偉大なチェリストで、指揮者のロストロポーヴィチ氏が今日死去したという事をニュースで知りました。
ソビエト生まれの彼は、1970年社会主義を批判したとして、国外追放同然でアメリカに渡り、ワシントン・ナショナル交響楽団の指揮を取るとともにチェリストとしても世界中を駆け廻り演奏していました。
日本では、小澤征爾氏とともに『キャラバンコンサート』と言って、日本の地方都市を若手演奏家と伴にクラッシックを聴かせるために廻ったもので、ロストロポーヴィチ氏と小澤氏の親密ぶりが伺えます。
カザルスとともに20世紀を代表するチェリストですが、指揮者としても今回写真に載せたショスタコーヴィチの交響曲第5番『革命』は、やはりロストロポーヴィチの生まれたソ連の作曲家なので、他の誰も出せない味がある演奏で、ずいぶんと聴いたものです。
ロストロポーヴィチ氏80才記念のドキュメンタリー映画『ロストロポーヴィチ・人生の祭典』が4月21日に封切られたばかりなのに残念です。
ご冥福を祈りながら、じっくり『革命』を聴きたいと思います。
ロストロポーヴィチ指揮のショスタコーヴィチの交響曲第5番『革命』
ソビエト生まれの彼は、1970年社会主義を批判したとして、国外追放同然でアメリカに渡り、ワシントン・ナショナル交響楽団の指揮を取るとともにチェリストとしても世界中を駆け廻り演奏していました。
日本では、小澤征爾氏とともに『キャラバンコンサート』と言って、日本の地方都市を若手演奏家と伴にクラッシックを聴かせるために廻ったもので、ロストロポーヴィチ氏と小澤氏の親密ぶりが伺えます。
カザルスとともに20世紀を代表するチェリストですが、指揮者としても今回写真に載せたショスタコーヴィチの交響曲第5番『革命』は、やはりロストロポーヴィチの生まれたソ連の作曲家なので、他の誰も出せない味がある演奏で、ずいぶんと聴いたものです。
ロストロポーヴィチ氏80才記念のドキュメンタリー映画『ロストロポーヴィチ・人生の祭典』が4月21日に封切られたばかりなのに残念です。
ご冥福を祈りながら、じっくり『革命』を聴きたいと思います。
ロストロポーヴィチ指揮のショスタコーヴィチの交響曲第5番『革命』