気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

どんと祭

2006年01月14日 21時26分13秒 | 日々の出来事
 今日は、仙台で松飾りやしめ縄などの正月飾りを納める行事である、「どんと祭」に行ってきました。
 昔は、家が商売をやっていたので、正月飾りは必ず大崎八幡宮に納めに行き、一年の無病息災や商売繁盛を祈願していました。
 久々に大崎八幡宮に行ってみようと思っていたのですが、昨日までの雪模様が一転、何故か今日は寒さが緩み、あいにくの雨降りになったので、宮城野区岩切の県民の森近くにある青麻(あおそ)神社に正月飾りを納めに行ってきました。

 青麻神社は、西暦825年からあり、中風退除や海上安全の信仰の歴史ある神社で、「三度詣でれば生涯中風の難よりのがれる」と伝えられています。普段は、ここから湧き出る水が冷たくおいしいので、この湧き水を求める人で賑わっています。
 また、大崎八幡神社のどんと祭は、130年以上の歴史を持つ松おさめの行事で、境内に積み上げられたしめ縄や松飾りなどを焚き上げ、大量に次々と投げ込まれる松飾りなどが一晩中炎が燃え盛り、夜空を赤々と焦がします。

 寒中に、さらしを巻き半股引き姿で御神火を目指し参拝する「裸参り」は、今年は、100組3,000人が参拝し、一年の無病息災、家内安全、商売繁盛を願いました。
 宮城県内の各地の神社でもどんと祭(地域によってはどんどん焼き等呼び名が違います)が行われますが、その中でも大崎八幡宮のものが最大規模の「どんと祭」です。
 来年こそ、大崎八幡宮に行きたいと思います。

 青麻神社の「どんど祭」

 
 青麻神社