気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

秋に聴きたいクラシック

2007年09月14日 21時52分35秒 | 日々の出来事
 先週の土日で仙台の最大の音楽の祭典である『ジェズフェス』が終わりましたが、10月にはクラシックの祭典である『せんくら』があります。

 秋の夜長は、クラシックをじっくり聴く季節なのですが、私的には大学生の頃から“ブルックナー”の交響曲が定番になっています。
 この頃は、朝も涼しくなってきて、朝靄が立ちこめる中を5時頃から散歩するのですが、時間が経つうちに段々とその霧が晴れてきて、その情景は“ブルックナー”の交響曲の始まりに使われている『ブルックナーの霧』を思い出します。

 特に交響曲第7番と第4番がまさに“ブルックナー”代表曲で、1時間半に及ぶ大曲ですが、私的にはあっという間に終わってしまう通俗的な名曲(?)ですが、私は、交響曲第8番が一番好きです。
 大学生の寂しい秋の夜長は、アパートが全てクラブの先輩達なので、大音量で聴いていたものです。

 今でもやはり第8番のティンパニーの強打の部分を聴くと、背中がゾクゾクするのですが、もし聴く機会が有れば“ブルックナー”の交響曲第8番も聴いてみて下さい。(仙台フィルでもあまりやらないかなあ)
 
 一般的な愛好家は、“ブルックナー”と言えばやはりカラヤン・ベルリンフィルと言う人が多いと思いますが、昔からあまりに美しすぎる演奏で、霧が透明に見える気がしてあまり好きになれませんでした。

 どちらかと言えば“ドボルザーク”の演奏で有名なクーベリックのベイエルン響との第4番とヨッフムのドレスデン響との第8番